劇場版「進撃の巨人」を観てきました。~若者の叫び~
2023年秋に完結を迎えたアニメ「進撃の巨人」
この完結編の前編・後編を再構築された映画が
いま映画館で楽しめます。
本日、鑑賞してきました。
私は漫画を見ていましたが
かなり早い段階で脱落しました。
獣の巨人がでてきたあたり。
その後、(漫画を)追いかけていた娘に
見るべきだと言われながらも
ややこしくなってきたのを知って
なかなか手が出ず。
雑誌で最終回を迎えたというのを聞いて
あわてて一気読みしました。
あの内容を一気見すると、
理解がついていかず
概要はわかるけど
細かいことが❔のまま。
私が読んだ方法が
全巻置いてある焼き鳥屋さんに
2回通って読むという特殊な・・・
(食事を楽しんでいる時に
集中力高く読み漁る)
かなりの短時間で読み切ったこと、
ご想像できると思います。
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進撃の巨人は面白いです。
作者の若さと
だからこその叫び。
いまのZ世代やX世代の叫びが入っているように感じます。
誰かが言っていたのですが
若者の絶望が聞こえる、と。
私たちの祖父母の時代
戦争を体験した世代は
ホンモノの地獄を体験している世代
世代間の話になりますが
今のZ世代から続く世代は
生まれた時すでにバブルがはじけた後
未来に希望が持てないという日本社会で生まれ育った世代
それは別の地獄かもしれません。
そこにある絶望は
戦争のように、戦争がおわったあとの希望がない
いつ明けるかわからない
そして体感的には地獄ではない
心理的な地獄でもあります。
しかも間違いなく負の遺産。
戦争時代というのは
精神的にはかなり強い。
希望が心の中に炎としてあった
でも、絶望から始まる
その絶望から抗う
そして現実に呑みこまれていく
若者の絶望と抗いと
そんな環境をつくった大人たちへの想い
そんなことがオーバーラップする
結末は
この作者だからこそ見出した
私たち日本人全員への
問いかけなのではないかとさえ思います
アニメは最後まで見ていなかったので
映画で見ることができて良かったなと思います
泣きました!!
エレンの
「すべてを平らにしたかった」
という言葉、深かったです(´Д⊂ヽ
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いろいろな角度でみることができる作品だと思うので
もちろんこれは私の感想でしかないのですが
そんな視点でも見てもらったら
ぜひ語り合いたい。
そして、みなさんの感じた感想もお聞きしたいな~
と思いました。
作者の諌山 創先生
ならびに関わられたスタッフの皆様方
すばらしい作品ありがとうございます。