時には戦闘モードも必要かもしれない
仕事をしているときは、ピリピリしていて、イライラもしてしまって、負けたくないみたいな気持ちもあって、時には同僚をライバル視して、戦闘モードだった。
これが常に、毎日だと、本当に疲れるし、ストレスもひどかった。
家に帰っても、身体は疲れているのに、頭だけ冴えていたりして。
交感神経が活発過ぎたのだろう。
ただ、仕事を辞めるとストレスはなくなった代わりに、
緊張感もなくなった。
常に副交感神経が優位。
リラックスは大切!というけれど、常にリラックスしているとどうなるか。
だらけてくる。張り合いがなくなってくる。
だから、戦闘モードや緊張感は適度に必要だと感じた。
これに気付いたのは、今日ジムで、あるプログラムに参加したときだ。
キックボクシングのような動きだった。
パンチ、キック、ひざ蹴り、防御の動きをする。
まさに戦闘モードだ。
また、インストラクターの方が「嫌いな人を思い浮かべてパンチしてくださいね~!」と言うもんだから(もちろんニコニコして)、
うーん誰だろ。あっ、前の職場のあの人を思い浮かべようと思った。
エクササイズとはいえ、闘っている気持ちになった。
そうすると、なんだか強い気持ちになれた。
あいつには負けたくない。やってやろうと。
最近はそういう感情がなかったので、あぁこの感情は久しぶりだと思った。
身体を動かしたせいもあるが、モヤモヤしたものがその時は吹き飛んだし、
やる気が湧いてきた。
学生の頃も、友人と点数を競い合った方が張り合いがあって勉強できたし、
ゲームも勝ち負けがあるからこそ面白い。
あんまり人とは競争したくないと思っていたが、ライバルがいた方が自分一人だけでやるより、刺激になっていい。
ちょうどいいバランスで、戦闘モードの緊張感とリラックスがあると、
生活にもメリハリが出てくるだろう。
今はライバルはいない。
けれど、5年前のチャレンジしていた過去の自分と比べると、チャレンジ精神は負けてるなー。
まずは過去の自分との勝負かな。