洋楽について話したい!vol.1【Killer Queen】
こんにちは、やまなかです。先日『うんこピーマンとおしっこパプリカどっちが強いの?』という記事を公開したところ読者予備軍を一人失いました。クソ記事の召喚コストが高すぎる。
そんなこんなで心の傷と社会的信用を回復させるために、ちょっと最近ハマってる洋楽について語っていこうと思います。音楽のことはあまり分からないんですが、頑張って魅力を伝えたいと思っています。
今回話すのはイギリスの伝説的ロックバンド、クイーンの『Killer Queen』。自分が洋楽にハマったきっかけになった曲です。
聴いたことがない方はこちら
■妖艶たる女王
再生してまず印象的なのが、静かなピアノのメロディです。ピアノだけの部分はそう長くはない訳ですが、そのAメロ冒頭の数秒で一気に曲の空気感に引き込まれました。優雅さと共に感じる緊張感には、この曲に歌われる女王様に対面したかのような感覚を覚えます。そうまさに“just like Marie Antoinette”。フレディがそう歌い切った直後に、待ってましたとばかりにバンドサウンドが加わります。
ギター、ベース、ドラム、コーラス。音が増えたことによって女王の見え方もまた変化します。冒頭の、美しくもどこか怖いようなツンとした女性の印象から、彼女の愛嬌や可愛らしさが見えてきて、そこで初めて「ああ、この女には敵わないな」と思わされました。フレディの透き通るような色気のある歌声と、一気に和らいだ曲全体の雰囲気。それらが一体となった瞬間に、美貌と、愛嬌と、ミステリアスさを兼ね備えた悪女が目の前に現れるのです。そしてフレディはうやうやしくも彼女を紹介してくれます。
“She's a Killer Queen”
■ロック観を殺された
恥ずかしながら自分はこの曲を聴くまで、ギターがギャンギャン鳴っている激しい音楽だけがロックだと思い込んでいました。しかしそんな自分の凝り固まった考えはまさにダイナマイトで爆殺された訳です。静かでゆっくりした曲、でもはちゃめちゃにカッコいい!
さて初めてこういう記事を書いてみました。どうでしょう、うまく紹介出来ていたか不安です。とにかく『Don't stop me now』や『We will rock you』など、クイーンのもっとメジャーな曲は知っているよという人には特に聴いてほしいですねこの曲。クイーンというバンドの凄さにあなたも吹き飛ばされるはずです。Wanna try?