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喫茶ランドリー宮崎台で人として働くことができた幸福と、悲しさ。|閉店まであと15日。わたしはあと2日。
悲しくて、やりきれない
なんだかコトリンゴさんの『悲しくてやりきれない』を心に染みわたるほどに、ひたすらきいてしまう。
わたしは
怒っている
悲しんでいる
もやもやしている
自分に対しても。
それは、わたしが働いていた喫茶ランドリー宮崎台店の閉店の知らせを聞かされてから。4月4日から。
閉店まであと15日、わたしはあと2日。
あと2日しか働けない。
あの場所に帰れない。
あー、えー、悲しい。
本当に、わたしは自分のことばっかり、優先して。
他のみんなに迷惑をかけてばかりでした。ぜんぜんシフト入ってないし、イベントの企画もそんなにできなかった。もったいない、もったいない。
わたしが1番、お客さんとも仲良くなれなかった。こどもたちと遊べなかった。もったいない。
て、閉店が決まってからもったいなーーいって思ってばかりで。
自分自身に対しての、怒りはそんな感じ。
もっとできたことがあるはずだって。そういうの、終わってから気づくよね。たられば言ってもしょうがない。
でも、ここで働くことができたおかげで、わたしの世界は広がりました。
ここで働かなかったら、コミュニティとか場づくりとか興味を持たなかったし、かき続けている、シェアハウスだって行かなかったかもしれない。
そのくらいの、わたしの人生が半分変わるくらいの出逢いを与えてくれた場所です。
そして、対等でいてくれた主婦さんたち。
まーちゃんって呼んでくれて、これ食べるー?って甘やかしてくれて。たまにお母さんって思っちゃうくらいで。
きたよーって手を振りながら来てくれるお客さんもいて、こんなわたしでも仲良くしてくれた人や、犬たちができたことが、本当に嬉しかったです。
出逢いあれば別れあり。別れあれば出逢いあり。
ご縁があって、また次働く場所は決まっています。
この場所でもらったコト、たくさんの気持ちを、存分に次の場所で置いていきたいと思います。
こんなただの学生を、選んでくれてありがとうございました。
出逢いと、感動と、嬉しいことたくさん。
でも、もやもやもたくさん。
あんまり詳しいことは書けないけれど、コミュニケーションの難しさも実感しました。体感しました。
価値観がちがう人たち。カルチャーのちがう人たち。働き方のちがう人たち。
それは否定するわけないけれど。
わたしたちが働いている姿を、お店を、お客さんの楽しそうな様子を、散歩中の犬たちが入りびたる可愛さを、ちゃんと見ていない偉い人たちが決めた、
「閉店」という、判断。
わかるけれど、コロナとか、しょうがない事情は本当にわかる。
だけど、このお店はわたしたちが作ってきた。
喫茶ランドリー宮崎台スタッフの5人で作ってきた。
ここに来てくれるお客さんたちと作ってきた。
それを、さいごに、一度でも見てくれたらいいなあ。
読んでいますか?
届いていますか?
なんだか、よくわからないネガティブな気持ちを吐き出してしまったのですが、6月末まで、どうぞ喫茶ランドリー宮崎台店をよろしくお願いします◎