
気づいたら、ミッドライフ・クライシスど真ん中だった話
このエントリは iCARE Advent Calendar 2024 の投稿です。
前回のnoteからだいぶ日があいてしまいました。
ES部の山本です。
早いもので、2024年8月で入社5年目となりました!
みなさん、ミッドライフ・クライシスという言葉をご存じですか?
直訳すると「中年の危機」ということになるわけなのですが、簡単に説明すると、人生の中間地点で経験される複雑な心理的・感情的な危機です。通常40代から50代にかけて起こり、人生の方向性や意味、自己のアイデンティティについて深く悩む時期を指します。思春期には、「自分が何者なのか」という葛藤が生まれますが、中年の危機でも同じようなことが起こることから、別名「第二の思春期」とも呼ばれています。
ミッドライフ・クライシスが起こる原因としては、40歳前後という年齢が、ちょうど人生の折り返しを意識するタイミングであるというのが大きいです。これまでは自分の目標に向かって歩いてきていたとしても、「老い」を感じることが多く、周りの人が病気になったり、亡くなったりすれば、自分の人生についても考えることが多くなるわけです。
実際、ここ数年でお世話になった職場の大先輩方の訃報が増えたり、
恩師が旅立たれたり、家族の介護が始まったり、だいぶ、私自身も、
自分はどういう人生をまっとうしたいのか意識する機会が増えました。
まさに、アイデンティティのゆらぎを体験した気がします。
加えて、老化を如実に感じることも多く、病院通いも増えてしまいました。その他、詳細は記載しませんがいろんな変化を感じている今日この頃です。
ミッドライフ・クライシスは特別なことではなく、クライシスに直面することは自然なことだと思っています。
ミッドライフ・クライシスの乗り越え方としては、単なる危機としてとらえるのではなく、成長と変容の機会として捉えることが大切といわれていたりします。
【人生の棚卸し】を行い、これからの生き方や時間の使い方を明確にする作業が必要とのこと。
人生の棚卸はさすがにnoteでは書きにくいので、どんな風に成長し、変化していきたいのか。。。という未来志向な観点でここには記載してみました。
私は自身の根底に「自分の心が動くことに時間を使っていけたらいいな~」という気持ちが強くあるということは認識していて、仕事であったら、人が変わる瞬間に立ち会えるとか、何かが良い方向に向かっていると感じられる瞬間にとても心が動きます。
あとは、自分が出来なかったことが出来るようになっていると感じたときとか。。。
支援職なんて、常に修行ばかりで、黒子のような存在ですし、苦しいことのほうが多いと思いますが、本当にやりがいを感じる瞬間に立ち会える時があって、成長という観点では、やはり心理職のバックグランドを生かしながら仕事はしていきたいなと思っています。
変容していくという点でいうと、プライベートでの変化というところを取り入れてみました。
とりあえず、昔から決めていた「40」になったらジャズピアノを極めるということを始めました。
一応、高校までずっとピアノを習っていて、グレードは指導級までとっていたのですが、音大に進むよりも心理の道にすすんだほうがいいかなと思い、ピアノは実家に帰った時に、たまに遊びで弾く程度になってしまいました。そして、ここ数年はそんな機会もなく、とうとう今年、大切にしていたグランドピアノを、お嫁に出しました。浜松までピアノの先生と調律師さんが選びに行ってくれた思い出の品ですが、たくさん弾いてもらえる人に使ってもらったほうがよいと思い、知り合いに譲りました。これもだいぶ大きな決断!そして、今の家で、時間を気にせず弾ける電子ピアノを購入しました。(ジャズならそこまでタッチにこだわらなくてもいいですしね。)
最近はよなよな、ハノンを弾いてます(基礎練しかやってないじゃん!って話ですが…時間があまり作れておらず…)。思春期真っ只中に、1日4時間とか練習していたころが懐かしいです。第二の思春期は、夜な夜なほろ酔いで、ハノンなんか弾いちゃって、どうした自分!?という突っ込みをいれたくなる時もあるのですが… あまり生産性がないことに時間を使えるっていいなと、昔を思い出して、ちょっと楽しいなと感じている自分もいます。
ひとまず、年末年始の目標は、「人生のメリーゴーランド」を仕上げる予定です。今の私にぴったりなテーマ曲(笑)
さて、とりとめもない文章を読んでくださりありがとうございます。
10年後、20年後、さらに自分の人生を意識することが増えるということも心に留め置きつつ、「健康」であることの意義をひしひしと感じています。そんなこんなで、ミッドライフ・クライシスど真ん中な私ですが、残りの折り返しの人生でも、「働くひとの健康を世界中に創る」という壮大なパーパスに向かって活動していけたらいいなと思っています!
誰かの健康を創ることが、最終的にはライフワークになったら…なんて。
最後に、チームメンバー、そして、iCAREのみんなに感謝です。
また来年もよろしくお願いします。
※iCAREで働いてみたい!など、ご興味のある方は、
ぜひ下記リンクからエントリーください。