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Webライターになろうとする君へ

小説風にするとなんでもなんかカッコいい感じになりますよね。やってみよう。

「Webライターを目指すと決めたよ」

しがないWebライター:突然Webライター?

Webライターになろうとする者:突然じゃないよ。ずっと考えていたんだ。文字を売る仕事って素晴らしいと。

しがないWebライター:なるほど、君はわかってないね。Webライターがどれだけ大変か。

Webライターになろうとする者:わかってるさ!

しがないWebライター:いーや。わかってないね。文字を打つことはね大変なんだ。正しい日本語で届けなくちゃならない。正しい日本語を使いこなす必要があるんだよ。
任された案件を責任を持って全うしなければならない。

Webライターになろうとする者:努力するさ!

しがないWebライター:努力?簡単に口にしないほうがいい。努力してWebライターとして食っていけなかった人は山ほど見てきた。

しがないWebライター:Webライターはね、ただ調べた情報や聞いた情報を発信する仕事じゃあない。いかに読者が理解できるかが重要なんだ。自分の表現で伝えなければならない。

Webライターになろうとする者:文字を書くことは得意だったから自信はあるよ!

しがないWebライター:みんな最初はそう言うんだ。だけど孤独とも戦わなければならない。1日をパソコンの前で終わることなんか当たり前にある。疲れていようが納期が迫る。君はその孤独感と焦燥感に耐えられるか?

Webライターになろうとする者:大丈夫。さっきも言ったけど自信はあるよ。

しがないWebライター:なら聞くよ。ライターに重要なポートフォリオとはなんだ?

Webライターになろうとする者:それくらい知ってるさ!履歴書だろ?

しがないWebライター:なんてこった。何もわかっちゃいない。ポートフォリオはライターの顔だよ?時には顔も本名も知らない相手に伝える自分自身だ。

Webライターになろうとする者:経歴を書けばいいだけじゃないの?

しがないWebライター:経歴の他にも重要なことがある。

Webライターになろうとする者:それは何?

しがないWebライター:実績さ!今まで自分がライターとしてやってきた実績を記載することで、クライアントの信頼を掴むのさ...ここで質問だ。
君はライターとしての実績がない。
どうやってポートフォリオを作る?
どうやってWebライターで食っていく?

Webライターになろうとする者:んー、電話営業?

しがないWebライター:話を聞いていたかい?実績が重要なんだよ。まずは実績を積まないと!

Webライターになろうとする者:でも、ポートフォリオがないと案件取れないんじゃないの?

しがないWebライター:方法はある。クラウドソーシングに登録して案件に応募するんだ。ポートフォリオを必要としてないクライアントもいるよ。

Webライターになろうとする者:なーんだ。簡単じゃないか!!ならすぐに応募するよ!

しがないWebライター:あぁいいんじゃないか。ところで君はWebライターがどのように稼ぐか知ってるのかい?

Webライターになろうとする者:なめないでよ。文字単価でしょ?

しがないWebライター:それも1つだ。なら文字単価どれくらいのを希望しているの?

Webライターになろうとする者:もちろん1文字10円!

しがないWebライター:君はベテランの実績もりもりライターなのか?ひよっこWebライターなんて1文字1円に満たないことが多いよ。
1文字0.5円の案件もあるなぁ。

Webライターになろうとする者:10,000文字書いて、、、5,000円?とんでもないや!

しがないWebライター:そう、とんでもないんだ。だから努力が必要なんだ。

  • 文章力

  • 知識力

  • 語彙力

  • 句読点の使い方

  • 営業力

  • まとめる力

しがないWebライター:他にもまだまだたくさんある。
必要なスキルはいくら挙げたってキリがない。それでも君は目指すのかい?
家庭での会話がなくなるかもしれない。デートや飲みに行くなんてこともできなくなるかもしれない。休みなんてない。耐えられるの?
まさか…スタバでカッコよくパソコン打って優雅にコーヒーでも飲めると思ったかい?大間違いだっ!

Webライターになろうとする者:でも努力するんだ。覚悟はある。

しがないWebライター:そもそも君は何のカテゴリーのWebライターになりたいんだ。何が得意なんだ。一口にWebライターといっても種類は豊富なんだよ?

Webライターになろうとする者:んーわからないからとりあえずWebライターを名乗るよ。

しがないWebライター:なんてこった。苦しい道を自ら選ぶなんて信じられない。

Webライターになろうとする者:ならお兄さんはなんでそんな大変なWebライターを続けてこれたの?

しがないWebライター:何度もやめようと思ったよ。
案件がない焦り・1人で作業を続ける孤独・納期の不安・作業を始める前の憂鬱感・貯金がなくなっていく焦り…辞める理由なら全て揃っていたよ。

Webライターになろうとする者:でも今も続けている。なぜ?

しがないWebライター:誰かが僕の文章を褒めてくれたからさ…わかりやすく綺麗だとね。

Webライターになろうとする者:僕もそれが欲しいんだ。今からでも間に合う。僕にWebライターを教えてくれよ。

しがないWebライター:生半可な覚悟じゃ続けられない。それでもか?

Webライターになろうとする者:できるさ!!
僕が大人になったあなたが続けられているからね!これからあなたが経験してきたことを僕が知っていくよ!
そして、僕も綺麗な文章と褒められるようなWebライターになるんだ!

しがないWebライター:なら止めないよ。
その代わり、継続と学ぶことは避けてはならいない。
自分の時間がなかろうと、誰かが拾ってくれるなんて淡い期待は捨てるんだ。自分で案件を取って、自分で稼ぐんだ。
続ける理由を自分で見つけるんだな。そうすれば君もWebライターとして、文字を書くことを仕事にできるようになる。

しがないWebライター:否定され続けても学び続けるんだ。せいぜいがんばれ。

と、このように当たり前のことを小説風にすると、なんだか良さげ。

ちなみにWebライターになることを大げさに考えないでくださいね。Webライターになって稼げるようになった人はたくさんいますよ。

ドヤ顔やしたり顔で「Webライターとは」を語る人の言葉はシカトで大丈夫。実際私、我流で稼げてるので。その分努力は必要だけども。

今回はここまで。
1人でも私のnoteに興味を持ってくれると幸いです。

#想像していなかった未来

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