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早く帰るために、苦手な仕事仲間を理解する
社会人になると、苦手な人や、興味の無い人とも一緒に仕事をしないといけません。とてもつらい
一刻も早く、おうちに帰りたい…
そんな中、自分が工夫しているのは、「相手をよく分析すること」です。
嫌いな人の分析なんてしたくないよ!というところですが…
その嫌いな人と接する時間を最短にして、まっすぐおうちに帰るためには便利な工夫です。
積極的防御
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ざっくりいうと、相手と会話する機会をできるだけ減らす工夫です。
結果的に、やらなくていい仕事を減らせます。
会話の回数が減れば、時間も節約できるしストレスも軽減。
一回の会話の質を高めれば、手戻りのリスクも軽減できます。
敵対したり、過激なことをする必要はありません。相手の動きや思考を分析して、面倒を起こさない方向を探る…という話です。
敵を知る
別に敵というわけではなく、苦手なだけですが…
「彼を知り己を知れば百戦殆からず」を、応用するわけです。
例:完璧主義の上司
![](https://assets.st-note.com/img/1728225771-q2SrzkPunBjpMyDX1bR7IfTW.jpg?width=1200)
例えば、完璧主義の上司から
「来週使うプレゼン資料作って!」
と言われたら、なんだか嫌な予感がしますよね。
僕が想定するのは下記の流れです。
方向性を聞き取り、たたき台を作る
提出したら、すごい量の修正を頼まれる
頑張って書き直したら、「あ、これも入れたい!」とか言う
なんかうんざりしてくる
もうプレゼン明日なのにまだ修正してる
つらい
![](https://assets.st-note.com/img/1728223784-mksYRlExScbHeUaBqi2GKfLT.jpg?width=1200)
どうでしょうか?こういう経験、どこかでみなさんもしていませんか?これに対して、僕が考えた非生産的な逃げ作戦はこちら。
方向性を聞き取り、たたき台を作る
この際、プレゼン相手の分析と、ゴールイメージを明確に定義資料自体はさっさと作るが、ちょっと寝かせておく
ついでに完璧主義の上司が忙しくなる時期を調べておく上司が忙しそうな時、かつ期日の前日か2日前に資料を提出
修正案が出た場合、「期日に間に合う最低限のものだけ」に絞る交渉1回だけ修正入れて終了
文章にしてみると、すごく不真面目な内容で自分でも驚きます。
前提として、「プレゼン資料として十分に成果が出せる状態」は必須です。もちろん、これはクリアします。そちらは別の記事や本で学んでいただければと思います。
そもそも、このケースの場合、なぜ修正が終わらないのか?これは、上司が完璧主義で、「時間がある限り、良いものを作ろうとする」特性があるからです。
この特性を打ち消すには、「時間がない」状態にするしかありません。
完璧主義の上司かどうかの判断
この特徴を見抜くには、少なくとも2回は被害に遭って、パターンを見抜くか…これまで出会った人の特徴から類推する必要があります。
僕が初対面で相手を完璧主義者かどうかを予測するときは、
服装が整っているか
デスクがきれいか
提出書類の体裁を極端に気にするか
期限ギリギリまで行動していないか
こだわっている所持品があるか:その手入れの状況が良いか
あたりをヒントにします。2つ当てはまれば警戒します。
完璧主義者は、自分が納得できること以上に、
「人から見てもツッコミどころがないこと」を気にしている気がします。「自信がなさそう」「プライドが高そう」も手がかりになります。
例:後でいろいろ言ってくる上司
![](https://assets.st-note.com/img/1728225955-320ncsa6uQgrfKMG4lO1wFqb.jpg?width=1200)
指示内容が曖昧なのに、すごいケチつけてくる面倒なお方。
「いい感じにまとめといて」→「これじゃ足りないよ」
こういうのは、「隠れた前提がある」から起こるわけです。
これを防ぐためには、こちらから引き出してやる必要があります。
指示の前提を調べる
この依頼が発生した原因は?成果物の使い道は?
ここから、出来上がるべきものの予測を作る。質問をまとめてぶつけて、要求仕様をまとめる
面倒がられないように、意図を先読みして問いを簡略化。
その場で切り返せるよう、3種類くらいの道を用意しておく。方向性の再確認と、次回提出時の状態の宣言
適当に処理
結果、仕事の総量を減らすというより、無駄な工程を減らすことでラクになります。
後でいろいろ言ってくる上司かどうかの判断
<危ないタイプ>
こちらも、経験から見抜くしかありませんが…言葉がヒントになります。
「~な感じ」「適当でいいよ」「任せるわ」
あたりのワードを使う人は信用できません。
また、話しかけるタイミングが自分勝手な人は要注意です。
相手のことを見ておらず、自分を最優先している証拠です。
<舌足らずタイプ>
口数が少なく、知識や経験が豊富な人が意図せずこうなるケースがあります。知らない単語をよく使ってくる場合はこちらかもしれません。
「あれ?教えてなかったっけ?」とか言ってて、本当に教えていないことがあるパターン。
例:読解力が低い部下・同僚
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言葉を180度違う形で解釈する人も存在します。
多くの場合、こういうタイプはメモを取らないか、メモの内容が意味を為していません。言った言わないの話をしても時間の無駄です。
このタイプには、「文書化してタスクを任せる」必要があります。
これには、自分が持っている「隠れた前提」を見える化する効果もあります。
本当はこのやり方では成長しにくいのですが、改善の意思が見られない人にはこれで対応しています。
読解力が低い部下・同僚かどうかの判断
このケースは既に悩んでいることが多いとは思いますが…早いうちに判断する場合は、下記をヒントにしています。
議事録を任せてみる
まるで意味がわからんぞ!!となったらもう確実です。好きなアニメ・ゲームを聞き、どこが好きかを尋ねる
もし、そのタイトルが扱うテーマとかけ離れていたら、表面的な目線の持ち主かも。
相手の特性によって取るべき行動は変わりますが、根本は同じ。相手がどんな動きをするタイプなのかを見抜き、知っていれば、悲劇はある程度避けられます。
なお、これは相手が「成長しないタイプ」であることを想定しています。
日々学び、進化するタイプが相手だとかなり難しくなります。
終わりに
正直、好きでもない人のために自分の脳や心のリソースを割くのは、それだけでも強烈なストレスです。せめてそのダメージを最小化するための工夫がこれです。
良い面を探すとしたら…人の分析に慣れると、大切な人が求めていることを察するチャンスが増えることです。レベル上げとして活用させてもらえるいい機会ということで、試してみてはいかがでしょうか。「気の利く人」になれるかもしれません。
僕の場合、今は役職としての権限がありません。立場によっては、全く違う解決方法があると思いますが、もし活用できそうだなぁと思った方がいらしたら幸いです。
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