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普通のママ(40代)が【前十字靭帯損傷】した話<6> 入院準備(子ども編)

入院の前に、子どもたちにどう話そうか、と考えました。入院期間は2〜3週間と未定なこともあり、いついつ帰ってくるね!とも言えない状態なのですが、小1の息子には、きちんと何をするか話そうと思いました。

「ママ死なないよね?」

まず入院が決まった当初は、ママが入院する、と聞いただけで長男は泣きべそをかいていました。ママがいないと眠れない、ママがいないと勉強もできない、、、と不在の不安に苛まれて「入院のこと言わないで!」という始末。
ただ、事故のとき一緒に乗っていたので、ママがひどい怪我をしていること、手術をしないと治らないということは理解をしていました。次男3歳はよくわかっていないけれど、「ぜんじゅうじ じんたい なおる?」など、重要ワードだけ聞き取っていました。笑

病院で何をするかちゃんと話そうと思ったのは、入院が迫ってきたときに「ママ、死なないよね?」と長男が聞いてきたから。
「いや、膝だし、死なないよ」と答えましたが、理解力のある6歳(もうすぐ7歳)には、詳細を伝えたほうが安心するだろうと思ったのです。

手術説明と、ママとつながるZoom練習

そこで、私が準備したのは、絵による手術説明と、入院スケジュールの共有です。どんな手術をするのか、入院中何をするのか、手術をするのは子どもたちと色々なところに行ったり、走ったり、たくさん遊びたいからだ、と話しました。

▼実際の絵です。

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さらに「ママとつながることZoomミーティング」のURLを発行し、自宅にあるパソコンで接続練習をしました。いつでもママに会える、とわかってだいぶ落ち着いたと思います。

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また、パパが学校に付帯の放課後ルームに迎えに行く予定ですが、何かあったときのために、一人で学校から帰宅し、鍵をあけ、近くの習い事まで一人で往復する練習もしました。

次男はパパ好きなこともあり、大丈夫かなと思っていたのですが、ママと離れるのは初めてのことなので、未知数です。(長男は覚えていないけれど、次男出産のときもママは10日間入院をしていた)

Nintendo 様、お世話になっております。
あと、HIKAKIN様も。

今年のクリスマスプレゼントで購入したNintendo Switch。サンタさんにもらったソフトは「スーパーマリオ3Dワールド+フューリーワールド」。
子どもたちはマリオ大好きになり、ママが入院中も我が家大活躍してくれました。20歳を超えた甥っ子から、Nintendo 3DSも譲ってもらい、マリオカートやゼルダの伝説、星のカービィと出会い、我が家はNintendo一色です。

真冬だし、コロナだし、遊びに連れていくことも憚られるので、お家遊びとして本当に助かりました!教科書の音読は嫌がる子どもが、ゲームの長いセリフならどんどん読んでいるので、好きこそものの上手なれ、ということで、今はこれでいいかな、と思っています。(宿題やらなかったらゲームは1日お休み、というルールはありますが、今のところ発動されていません。)

あとはYoutube、特にHIKAKINさんのチャンネルにもお世話になっています。マリオワールドが欲しくなったのも実況を見たからですし、マイクラも、飼い猫のまるお・もふこの生活も楽しく見ています。無茶なのや、変な企画もありますが、いつも楽しそうで、なんかいいですよね。ゲームがうまくできなくてキレている子どもに、「HIKAKINはいっつも楽しそうにゲームしてるよ!失敗したって楽しそうだよ。楽しくないならゲームなんてやめな!」なんて言っちゃってます。どんな教育方針なのか自分でもよくわからなくなっているけど、まあ、いっか。楽しむって、大事ですよね。

パパとの絆を深める2週間

2週間の入院生活、パパと子どもには苦労をかけますが、やっぱり一緒の時間を過ごすことはすごくよいことだと思っています。1泊2日くらいだったら、なんとなく乗り切れそうですが、2週間は長い。
学校のことも、ゲームのことも、まずママに話して、パパが聞いても「パパには言わないもん!」みたいな態度の長男も、うんちのオムツはママに替えてほしい!ママのお膝でご飯食べたい!と主張する次男も、パパと【生活】することが普通になり、きっと新しい関係性になると思います。

実は、入院生活1週間でこれを書いています。長男とパパは「宿題やったのか?どのページ?」と普通に話をし、次男はパパ絵本読んで、もう寝るから「ママ、バイバイ」ができるようになり、パパのお膝でご飯を食べるのが普通になり、ちょっと寂しいくらい(笑)

詳細は入院中の生活編で書きますが、きっと家族のよい思い出になることでしょう。


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