なぜガジェットを集めて、レビューを書いているのか?
ブログを始めてからたくさんのガジェットに触れる機会が増えてきた中で、ふと思うことがある。
「俺って何のためにガジェットを集めているんだ?」
欲しいから買っているし、必要だから買っているわけだが、最近になってなんだか目的が定まっていないような気がしてきた。
そんな状態でガジェットのレビュー記事を書いていても、「なんのために書いているのか?」という問いに対して明確な回答が出てこない。
そして「なぜガジェットを求めるのか?」という根本的な部分もあやふやになっているので、一度整理するために書いていこうと思う。
何かしら実現したいことがある
例えば腕が疲れにくいマウスを使いたかったり、集中するためのノイズキャンセリングイヤホンが欲しかったりと、何かしら実現するためにガジェットを使うのがほとんどだと思う。
おそらく一番スタンダードな考え方だし、至ってシンプルな理由だ。
しかしある程度ガジェットが揃ってくると実現したいことは減る。何かを実現させたいために買うのは、そんな頻繁に起こるものではないと思う。
所有欲を満たしたい
所有欲を満たすためにガジェットを買う人もいるだろう。私もiPhone 13 Proのシエラブルーが欲しいだけで購入したこともある。購入して1ヵ月くらいは所有欲を満たせていたと思うが、段々とシエラブルーの色なんて気にしなくなるものだ。
そんな一時的な欲求を満たすためにガジェットを買うのは、別に悪くないと思う。悪くないが、買ってから使い道に困るパターンが多い。iPhone 13 Proを買ったのにゲームやカメラをやらないなら、スペックの高さを活かせない。結局お金を無駄にしたと後悔するだけ。
それを許せるかどうかは人によるが、私はもったいないと思うタイプだ。
なるべく現状の自分に見合ったスペックをチョイスする方が納得できると思う。だからガジェット選びは慎重にならざるを得ない。経験上、衝動的に買ってよかったことはほとんどない。
ただの趣味
結局のところ趣味なのかもしれない。ガジェットを集めている理由は、シンプルに言えば趣味だ。
好きだから買うし、興味があるから買う。それが趣味だから。
しかし私の場合はキーボードやらタブレットやら好きなガジェットの範囲が広いので、それらすべてを趣味で集めたいと思ってもお金が足りない。
だからブログを書いて収益を出し、次のガジェットを買うための資金としている。これがガジェットのレビューを書く理由の1つかもしれない。
期待を超えた何かを求めている
スマホやタブレットの新作が出るたびに、本当は必要ないのに欲しくなってしまうのがガジェットオタクだ。なぜ欲しくなってしまうのかというと、過去の機種からどれくらい進化しているのか期待を抱いてしまうからだ。
スペックを見ればある程度は想像できるが、それでも使ってみたくなってしまう…
しかしこれは知的好奇心を満たしたいだけだと思うので、結果が良い方に転がることもあれば、悪いときもある。ギャンブル的なものだ。
満足したい
満足できるかどうかは大事なことだ。誰だって不満よりは満足を求めたいはず。
満足というと、何を持って満足と言うのか分かりづらいものだ。自分が定めた条件を満たしていたり、期待を超えていたりすれば、満足の基準を満たしているだろう。
しかし満足というのは際限がないものだ。例えば高性能なPCを買って満足してしまうと、買い替えのPCにも同じくらいの満足度を無意識に求めてしまうはず。
やはり自分の中で満足の基準がないと、沼から抜け出せなくなりそうな危険性があると思う。
だからこそガジェットのレビューでは何が満足できて、何が不満なのかを事細かに解説したい。客観的に見てもらうためにレビューするのは、ブログを書く意義とも言える。
結局何のためにレビューを書くのか
趣味でガジェットを集めて、趣味でブログを書く。その過程でレビューを書いているだけ。
というのが一番シンプルな結論。
あるいは自己満足するためにガジェットを集め、自己満足でブログを書く。
なんにせよ誰かの役に立つとか、社会貢献のためといった大層な理由はない。「自分のために書いている」ことが今の結論。
「自分が満足できる記事を書いて、それが誰かに刺されば嬉しいよね」というスタンスでいるのが自分らしいと言える。
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