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kintoneCaféJAPAN2023に奔走した1年

kintoneの「すごくない」アドベントカレンダー13日目です!

今年は1年間、kintoneの地域ユーザー会「kintone Café」の全国版、kintone Café JAPAN の運営委員長をやっておりました。

ついにその大役が終わり、ちょっと放心状態・・・になる暇は意外となく、他のイベントや、会社の方がちょっと忙しくなってきてたりするのですが笑
kintone Café JAPAN開催までを振り返っておきます。

参加者の皆さんがたくさんXに呟いてくださっていた内容は、togetterにまとめました!

実は私、当日はずっと司会進行に専念していたため、本編中は会場にほとんどいなくて、、セッションのスクショも撮れていないので、セッション自体のお話や当日の様子は、このtogetterや、他の方のnoteをご覧ください!
実に13ページにわたるポスト量…!皆さんのおかげでめちゃくちゃ楽しい会になりました、ありがとうございます!!

そのためこのnoteは開催に至るまでに考えたことを書いていきます。良ければお付き合いください。


kintone Café とは

改めて、kintoneCaféの理念を見てみます。

■ kintone Café とは?
kintone Caféは、まだkintoneに触れたことの無い方から、より高度なカスタマイズを行いたいと考えているプロフェッショナルの方まで幅広い層を対象に、楽しく学び・教え合うことで、kintoneの魅力や活用法をみんなで共有するための勉強会コミュニティです。

■kintone Caféが目指すところ
kintoneを、今や社会人としての必須スキルであるExcelと同じくらいあるいはそれ以上の存在に育て・普及させていくことを目指します。
また、kintone Caféを核としたkintoneエコシステムを醸成し、コミュニティに参加・貢献する個人とそれを支援する企業にとってメリットのある場にしていきます。

https://www.kintonecafe.com/

「楽しく」学び・教え「合う」というところが、大事なところです。運営や登壇者は中心となって会を進める役割ではあるけれど、決して他の参加者より立場が上とか偉いとかはなく、フラットな関係性であるということ。運営側も参加者から学んでいるということ。そして、「目指すところ」にあるように、コミュニティを通して参加者がkintoneを育て、さらに、ユーザー側の参加者はもちろんサイボウズさんやエコシステムのパートナー企業さんたちも、いち参加者としてコミュニティで学ぶメリットがあると思えること。(メリットの一つが「楽しい」だと嬉しい。)
これがkintoneのユーザーコミュニティの特色であり、良さであると思っています。
10年前にこの理念を(二日酔いで)考えて浸透させた斎藤栄さん、そしてこれを続けてこられた先人のCafé運営者・参加者の皆さんには尊敬の念が募ります。

JAPANである意味

今年のkintoneCaféJAPANで私が特に大事にしたいと思っていたポイントがあります。それは、離れた地域の人とも「kintone」という共通の考え方を通してつながっていると感じられることです。
CaféJAPANの準備は一年かけて行っています。序盤の会議で、過去3年間はオンライン開催だったけれど、今年はリアル開催の地域も復活してきたし、JAPANもリアル開催にして、やっぱり交流したいよね!という意見が多く挙がり、今年はリアル開催をしようと決まりました。
そしてさらに、運営メンバーの都合から、東西に分けたほうが良いかもしれない、という方向になっていたときに、根崎さんが仰った意見が印象的で、

「リアルでやるのは賛成なのだけど、Café東京とCafé大阪を同じ日にやっているだけ、という風にならないようにしたい」

その通りだな、と思いました。
当日の「今年のkintoneCaféを振り返る」セッションで話に挙がっていたように、今年は全部で48回のCaféが各地で開催されているのですが、自分の住んでいる都道府県以外のCaféにも顔を出してみたり、オンラインで開催されてるCaféに家から参加したりという方も増えてきています。
じゃあ「JAPAN」として開催する意味は何なのか?
一つの答えとして、どこの地域からだって一員であると感じられて、何か一つでも学んで持って帰れるものがあった、そう思える工夫がある会にしたいと決めました。

「すごくなくていい」けど、できる範囲で「良い」ものを

だから、メイン会場はオンライン(Zoom)で、リアル会場では参加者同士でワイワイガヤガヤできるハイブリッド方式での開催を決めました。

多拠点ハイブリッド方式!

これは、キンスキ松井さんがやっていた「ユーザーインタビュー」が、現地にも視聴者がいながらも登壇者は別部屋で話す配信方式で行われており、話す方も聞く方も気楽だ、というお話を聞いていて採用できたアイデアです。

オンライン会場も用意して、リアルな会場にいる参加者もオンラインの参加者も同じセッションを聞けるようにしよう。そう話したときに、運営メンバーの中で「配信」のイメージが合わず、何回か議論を重ねました。
イベントや映像配信のプロが揃っているわけではありません。本格的なカメラやマイクを用意して、登壇者や現地参加者の様子を引きで撮って配信するような本格的な配信運営は荷が重いです。
でも、3年間のテレワークの機運で、webミーティング・webセミナーのイメージは持てました。
だから、できる範囲でやってみよう。
こうして、司会者と登壇者は現地にいながら、セッションごとに別の個室でPCに向き合って話をするスタイルが決まりました。

東京側では回線のトラブルもあったりと大変だったけど、この方式でやって良かったです!
会場確認のためにリハで何度もお邪魔して、フォローもいただいたサイボウズさん、ありがとうございます!
ちなみに、司会の際にはMOVEDさんのプレゼン相談室を頭に浮かべながら、各会場の皆さんの反応が聞こえるような気持ちで、やってみました!(大阪会場の声は実際に扉越しに聞こえてましたよ!)

人が集まってくる

JAPANの時期は毎年いつと決まっているわけではありません。夏にやったっていいし、1日じゃなくて1週間かけてちょっとずつやったっていいのです。
でも12月にしたのは、いつも冬~春に行われていたCybozu Circus(Cybozu Daysの地方版)が今年は開催されないと聞いたから。毎年あったのに寂しい!
11月のCybozu Daysで会えた人たちと、新しく取り入れた情報を学びあえる場にしたかったからです。
そしたらなんと、Cybozu Daysでキミコさんのナンパにより(笑)、名古屋会場の追加が決まりました。二つ返事でOKしてくださった名古屋運営メンバーの皆さんのおかげで、より盛り上がるCaféJAPANになったと思います!

connpassでの申し込み人数は最終的にオンライン+3会場で118名になっていました。当日の開催中にもオンラインで申し込んで参加してくださっている方もいました。
こんなにたくさんの方と同じ日を過ごせてつながれたことが幸せです。

来年のkintone Café JAPAN

元々JAPAN(2016年~)は「全国のCafé運営者の集合」という始まりだったそうです。それからだんだん運営にも多様なメンバーが集うようになり、ここ数年は、その日に翌年の実行委員長をその場で決めて、交流会で運営メンバーを数人募っていました。
そうやって受け継がれていくのもとってもいいのだけど、今年はあえて、当日には決めないで来年の流れに任せてみることにしました。
また2024年もやろう!と旗を振る人がいるならぜひぜひ、ですし、Café11年目だからまた違う形のイベントを企画しよう!という人がいてもいいと思います。

kintone Café の理念から外れてさえいなかったら、きっといい形でまたみんなで会えるんじゃないかな、と思います。

来年もkintoneいっぱい活用するぞー!
皆さん、よろしくお願いいたします!!

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