kintone活用してチームの仲間に感謝と尊敬を伝えよう!
R3さんの「ありがと・すごい」アプリをリスペクトして、弊社のkintoneにも「ありがとう!すごい!」アプリを作ってみました。
やってることはR3さんの記事内容とほんとにほぼほぼ同じなのですが、やってみたところ思いのほか定着し、社長にも褒められて嬉しかったので残しておきます。
ありがとうって言いたい
弊社は全社員フルリモートワークで仕事をしています。連絡手段は専らChatworkです。全員が参加しているチャットグループ上でやり取りされている情報であれば、追っていればなんとなく誰がどんなことをしているのか見えますが、それ以外は、同じ会社のメンバーがどんな仕事をしているのか、どんなことを思っているのか、なかなかつかみづらいです。
きっかけは、半期恒例の社内MVP投票をしようとしたときのこと。
「あれ?みんな頑張ってた…気がするけど…これ!って思い出せないぞ…?というか最近固定の人としか会話してないな…?」
聞いてみるとそれは私だけではありませんでした。
これはピンチ!日々、各々が支えあって仕事をしているはずなのに、業務に流されていって感謝の気持ちを伝えあえてないかもしれない…もったいない!
そう感じて、お互いへの感謝と尊敬を気軽に伝えられる状態にしたいと思い立ちました。
そこでkintoneに作ったのが「ありがとう!すごい!」アプリです。
仕組みをつくろう!
上の画像では消していますが、Fromには初期値でログインユーザー(自分)の名前が入ります。
アプリの概要欄に以下の説明を書きました。
「こっそり伝えたい」の仕組みには「レコードのアクセス権」を設定しています。
そして、アプリを作っただけでは入力されづらいと思ったので、入力のトリガーをこちらもR3さん記事を参考に作りました。R3さんはSlackだそうですが、弊社はChatwork。Chatwork自体には定期通知の仕組みはなさそうだったため、GAS(Google Apps Script)を使って作成。土日以外の毎日16時にうちのマスコットキャラクターちゃんからリマインドが届くようにしてみました。
レコード新規作成画面のURL(/edit)を入れておくことで、クリックすればすぐさまありがとうを伝える体制に入れます。
一覧画面には「自分宛」「みんな宛(大声で伝えたい一覧)」「じぶんが送った」の3つの絞り込み一覧を用意しました。いずれもFromやToのユーザー選択フィールドを絞り込み条件にしています。
ドキドキの運用開始
よしこれでいこう!ということで、chatworkにall向けで「こんなアプリを作りました」と連絡。あとは毎日のリマインダーにお任せで、説明会などは特にせず始めてみました。
すると…開始2ヶ月でなんと!!100件以上のありがとうが集まりました~~!!!
弊社の社員数は15人程度です。毎日誰かが誰かにありがとうを送っている状態です。何人かに聞いてみたところ、GASで作ったリマインド通知が効いているようで「ひと段落した頃に通知が来て”そうそう、入れとこう!”ってなる」とのこと。やったあ!
この事態には社長も驚きで、「この仕組みが浸透している事はとても素晴らしい価値がある」とお褒めの言葉にあずかりました。嬉しい(*^^*)
自分宛の通知が来ると、そういうことで喜んでもらえたんだなあ、と貢献感があって嬉しいし、他の人へのありがとうを読むのもワクワクします。
ぜひこのハッピーな仕組みを皆さんのkintoneにも取り入れてみていただけたら、と思います♪