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戦艦比叡の内火艇が、月島に⁉

 11月16日の朝日新聞デジタルに、「月島に浮かぶ船、旧海軍の艦船だった? 専門家「可能性高く、貴重」」という記事が出ています。

 東京隅田川の支流、月島川にある「屋形船 かねこ」の「船着き場付近は水深が浅く、直接船をつけることはできず」、屋形船と「船着き場との間に挟む「台船」が必要」で、その「台船」が海軍の内火艇だったとされています。「中央付近から床が斜めに下がり、船尾側が低くなっているという」内火艇の特徴が見えることから、「専門家が「本物である可能性が高い」と語っ」ているとのことです。

 その内火艇は、戦艦「比叡」の内火艇とのことで、よくぞそのようなものが残っていたものです。多くの旧日本海軍の残存艦艇は、賠償の一環として連合国に譲渡されたりするなど、国内にはほとんど残っていないので、例えそれが内火艇でも、それが戦後78年も経った現在で残っているとは奇跡的です。非常に貴重な史料ですので、何らかの形で保存できると良いですが、どうなるでしょうか。

 

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