![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168753013/rectangle_large_type_2_d37857028c613e54b56d29ba868ca786.jpeg?width=1200)
人生のストーリー(生い立ち)その2
会計士試験合格後監査法人
に就職
23歳で公認会計士試験に合格した際は、父から「もう仕送りはしない」と言われていたので8月の試験後に当時住んでいた東京から新潟に引っ越し新潟で暮らしていました。
そして11月合格発表後に再び新潟から東京に引っ越し、当時日本で一番大きかった新日本監査法人に就職しました。
同期は700人以上おり、大企業に入ったようでした。
公認会計士の仕事内容がわからないまま、試験勉強していたので、いざ合格して働いてみると理想と現実とのギャップをものすごく感じていました。
監査の仕事が一日中、会議室で決算書が正しいかどうかをチェックする税務調査官のような仕事で目の前の人に喜ばれる仕事ではないと思ってしまったからです。
正直ドトールコーヒーでアルバイトをしていた時のほうが目の前のお客様に喜ばれている実感を持てました。
売上が1兆円以上の上場会社を主に担当させていただいていたので、当時は月の半分くらい出張しており、北は北海道から南は九州まで出張に行っていました。
そんな中、自分が3年目になった時にリストラが行われて同期や後輩も対象となり、500人以上の方が退職しました。
割増退職金の支給、再就職支援もあったとはいえ、資格があるだけでは生きていけないことを痛感した出来事でした。
そして公認会計士の修了考査に合格したタイミングで監査法人を退職することにしました。
古田土会計で修行
今度は目の前のお客様に喜ばれる仕事がしたいと思い、「日本中の中小企業を元気にする!」という経営理念を掲げている税理士法人古田土会計様で出向というかたちで働くことになりました。
私も自分でいろいろ調べて気になっていた事務所でしたが、ちょうどその頃父の事務所が古田土会計様のコンサルを受けており、それがきっかけで出向というかたちで働くことになりました。
監査法人の時は朝礼はなく、会議もほとんどなく、トップからのメッセージを直接聞くこともありませんでしたが、古田土会計様では掃除・挨拶・朝礼を大事にしておりTVの取材も来たり、朝礼見学に全国からお客様が来るほどユニークな事務所です。
私も朝礼見学の案内をさせていただいたことがありましたが、私のことを含めてその様子をスズキ機工の社長様がブログに記載してくれています。
その後スズキ機工様はベルハンマーで有名になり、がっちりマンデーにも出演しています。
監査法人での飲み会の時はいつ辞めるかという話をしている先輩や同期・後輩が多かったのですが、古田土会計様ではこの上司と一緒に働きたい、ビジョンを実現するために熱く語り合う風土があり、私は衝撃でした。
朝は7時から終電の12時過ぎまで猛烈に働いていましたが、日本中の中小企業を元気にするという理念に共感する方々が集まっており、理念・ビジョンの大切さを実感しました。
また土曜日に代表の古田土先生の月次同行をさせていただき、月次決算・経営計画の重要性も学ばせていただきました。
スキルだけではなく、人間力こそ大事だと人生で初めて思うようになりました。
父が経営するFUN税理士法人に入社
そして父が経営するFUN税理士法人に戻ることになるのですが、最初は上場企業の子会社や規模の大きいお客様を担当させていただくことになり、自分がやりたいと思っていた経営支援業務はできない状況でした。
また父とは中学生頃から葛藤を抱えていたため、うまくいかないことも多々ありました。
目の前の仕事を一生懸命やっていましたが、悶々とする日々だったと思います。
父が急病で倒れ、33歳で突然事業承継
そんな中、私が32歳の時に父が突然自宅で倒れて手足が動かなくなり、救急車で新潟市民病院まで運ばれ2週間以上入院するという出来事が起こりました。
私も自宅に急いで向かい人生で初めて救急車に乗りました。
自分の命の源は両親であり、過去は最善、そして自分は両親から愛されていた、自分の価値・自分の使命に気づけました。
会社を良くすることが親孝行にもなると思っています。
他人と過去は変えられないが、本人が変わろうと思えば人はいつからでもどこからでも良くなれると思っています。
その時に命の危険を父は感じたのか、「家族と会社を頼む」と言われて、やるしかないと覚悟を決めて急遽その年から役員になり、2018年33歳の若さで代表社員になることになりました。
お客様には事業承継計画の必要性・大切さを説いていましたが、私自身の事業承継計画はなく、突然でした。
そして父は役員会にも一切出席せず、特別引継ぎもないまま、私を中心に2018年から経営させてもらい、2023年に父は代表社員を退任、私が一人代表でやっています。
事業承継で経営計画書を活用
事業承継する際に有効だと思ったのが、経営計画書です。
![](https://assets.st-note.com/img/1736052093-Mqzc4nrQ2DJIy9Y6GFtVNkmA.jpg?width=1200)
このおかげで弊社は2010年以降15年連続売上高経常利益率15%以上になっています。
経営を可視化・数値化・言語化したものが経営計画書であり、経営の仕組み化のスタートは経営計画書だと思っています。
会社を運営するためのすべてが経営計画書には記載されているため、事業承継の引継書にもなります。
経営計画作成ワークショップ
理論ではなく自社で実践して成果が出たことをまとめた弊社の150ページ以上ある経営計画書を経営計画作成ワークショップに参加いただいた方には無料でプレゼントしています。
https://forms.office.com/Pages/ResponsePage.aspx?id=D6gpb9pzOUyJZmvvHf1L-6FDlGj2eZxHlfwKVEhyHepUMVY3OVpNV0tNWDFVR1hFNFhXNUpSNTM0UC4u&origin=QRCode&fbclid=IwY2xjawHm7CFleHRuA2FlbQIxMAABHTYc_xtcfsqZGCwCr2o-Zy_QefAYh-tUfZPj2vmvAYqWx7-9wpRdTAYEfw_aem_PMmE01ryMgyHEIaOSNlNeQ
![](https://assets.st-note.com/img/1736052028-tRGXivmzF1I4LBH7SkVAbaT3.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1736052028-4JZBoAPvqIYCT1dkFlWjD9iw.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1736052603-2qfmTXhHODVE7LF5gZj9vBwK.jpg?width=1200)
これからは目的から考えて大切な人、大切なこと、大切なものを大切にする生き方、自分だからこそできること、自分だからこそ伝えられることに集中していきたいと思っています。
やりたいこと・できること・やらなければならないことがあると思いますが、今は自分の天職が経営計画コンサルタントだと思っています。
ありがたいことに経営計画作成支援実績は新潟でトップクラスになり、PDCAのコンサルティング契約も私個人でも累計18件ご契約いただいています。
今の顧問税理士の先生は変えずにセカンドオピニオン契約していただくお客様も増えてきました。
そして人との出会いで自分の人生が良い意味で変わったと思っているので、今後も人との出会い・ご縁を大切にしたいと思います。
今年は全国の会計事務所向けに弊社オフィス見学会、そして書籍出版も予定しているので「経営計画といえばFUN」と思ってもらえるように圧倒的地域No.1を目指して飛躍の年にします!