縁の下
この前、セルヒオブスケツというサッカー選手のユニフォームを買ってきた。メッシの次に好きなサッカー選手。
この選手はネイマールやメッシのようなレベルの選手であるが、この選手達ほど名が知られていない。
しかし、サッカーファンや経験者には彼の凄さがわかる。←この点が自分にとってはブスケツが好きな理由のひとつだ。
彼はボランチ(スペインではピボーテ)というポジションの選手でDFという守備特化の選手から攻撃特化のFWというポジションの選手にボールを供給する役割を担っている。
言葉で言えば簡単だが、コートの真ん中でプレーすることが多いため、周りからの重圧が凄いことやゴールから近いポジションでもあるため、ボールを失うと失点になりやすい。
ただ、FWやDF、GKのように派手に目立たないポジションなのだ。
昔はFWのような目立つ選手が好きだったが、今はこの中盤の選手が好きになった。
その好きになったきっかけがこの選手を見た時からだった。
背は高いが、身体が細くて足も決して早いわけではない選手で得点をあげるような目立つプレーはしない。だけど、全ての始まりにはブスケツがいて周りを生かしているのはブスケツだった。
このいぶし銀のかっこよさに高校生の時から魅了された。
そして、この選手のプレーを見て思い出したのが若林さんだった。
若林さんも同じように春日さんのような目立つ存在や共演者を影で支えてる役割という点でよく似ていた。
そういう人の良さを高校生で知ってから、自分が組織で動く時はこういう縁の下の力持ちのような役割を意識的に担うようになった。
その役割を担ったことで色んな人を多角的に見れるようになり、コミュニケーションの幅が広がった。また、大人になるにつれて自分の縁の下の役割で周りが楽しかったり、喜んでる姿がやりがいになった。
気遣いという点で疲れるし、つまらない役割かもしれないけど、周りが楽しんだり、ゴールを決めてるシーンを見るのが楽しい。
その良さを知ることができたのはこの2人のおかげだと思う。
ただのサッカー選手と芸人にこんな影響を貰ってイタイ話かもしれないけど、本当に出会えてよかったと思う。
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