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桓騎将軍から学ぶ、何もしない行動の大切さ。

■キングダムアニメ第5シリーズ、6話あらすじ

漫画だけでなく、アニメも絶好調のキングダム。

今や、それも第5期まで続く大人気シリーズとなっています。

今回は、そんなキングダムのアニメから人生で大切なことについてお話させて頂きます。

第5シリーズの舞台となる戦場は、黒羊。
密林にそびえ立つ五つの丘をどちらが先に占拠できるかが戦局に大きく左右します。

そして、この五つの中でも特に重要なのが、最も巨大な中央の丘。

ここを先に押さえた方が実質的に勝利という程に重要な拠点です。

黒羊編の大まかなあらすじは以上で、
今回紹介したいのは、アニメ第5シリーズ6話におけるシーンです。

飛信隊の活躍により、黒羊戦における将軍である桓騎は非常に贅沢な上にありました。

あらゆる角度から中央丘への攻撃が可能であり、まさに千載一遇のチャンス。

ここで桓騎がどう動くのかを、敵味方それぞれが注目しました。

ただ、桓騎はこの好機にまったく行動を起こしませんでした。

この予想外の事態に、戦場は大混乱。

チャンスをふいにしたことで、味方でさえも、桓騎に怒り爆発の雰囲気。

そんな中、桓騎軍古参メンバーはこう語ります。

桓騎はふざけているようで、無駄なことはしない。
今回はこのチャンスをすっぽかすことにメリットがあったと。

■何もしないという行動の重要性。

前振りが長引きましたが、今回お伝えしたいのは、
この何もしないという行動の大切さです。

この時、桓騎はあえて動かず、何もしないという行動をとっていたのです。

勘違いしやすいので強調しますが、何も考えずに何もしないことと、あらゆる思考を巡らせた結果、あえて行動しないということはまったく違います。

桓騎は、ここは動かない方が得策だと感じ、あえて行動を起こさなかったのです。
実際に、この後、敵将軍は桓騎の罠にまんまとハマっていくわけです。

そして、これは現実世界でも同じことが言えます。

例えば、今話題になっている投資。
どんなに儲かったからといって、常に市場に居続けたら、いつか負けてしまいます。
先が読めないと感じたら、あえて投資しないという選択をとり、市場が離れることも重要です。

また、それは人間関係でも同じことが言えます。
常に積極的にアプローチしてくる人は暑苦しいもの。
冷静に相手との距離感を測りながら、ここぞという場面で勝負を賭けるから相手の心が動くのです。

行動力の重要性を語る人は多いし、それは間違いないのですが、
あえて行動しないという選択も同じかそれ以上に重要なので、ぜひ覚えておいてください。




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