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とおたん(お父さん)が子どもからもらったもの 10
「涙の訳」
「え~~~~~~~~ん」
「おむつ履き替えないと。気持ち悪いよ」
「え~~~~~~~~~~~~~~~ん」
んっん???
涙出てないやないかぁ~い!!!
そんなこと良くありますよね。
1歳にしてそんなことまで覚えるのかとちょっと関心してしまうレベルです。
嘘をつけるってすごくないですか?
前回書いたイヤイヤ期のようにそう思ってなくてもイヤイヤって言ってみたり、ウソ泣きしてみたり、悪さをしてみたり。
“人間らしく”成長しているような気がします。
もっと小さい頃は泣いてしか自分の思いを伝えられなかったのに、今では嘘泣きまで使えてしまう。
すごいです。
泣くことでしか伝えられなかったとき、泣くとその訳を知るのに必死でした。
“眠たいの? おなかすいたの? 違う。 抱っこしてほしいの?”
いろいろと考え、泣き止んだ時、
あっ抱っこしてほしかったんや。
と涙の訳が分かった時すごくうれしかったのを覚えています。
いまでは公園でこけても泣かないほど強くなった息子。
なかなか簡単に泣くことがなくなった息子も保育園(4月から保育園)の入園説明会に新しいFAMILIARのカバンを背負っていく。
お気にいりになったのか、自転車に乗る時も背負っておきたいと駄々をこね、膝においてもらう。
帰ってから、取ろうとすると着けていたいと泣く息子。
でも、そんなときの泣き顔がたまらなく、微笑ましく見守る(=泣き止ませない。笑)。
涙の訳を知る必要はない。そっと優しくそばにいる。それでいいのだ。
思う。笑