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とおたん(お父さん)が子どもからもらったもの 14

「ご飯の時間」


息子は食べることが大好きだ。
朝ごはんなんて多分私よりも食べている。

まぁ量を決めているのは私たちなのだが、思い返す限り一度もご飯を残したことはない。

パサパサするものが嫌いなので、嫌いだから残したものはあってもそれ以外で残したことはない。

ちょうど年初めに熱をだした。39度くらいの高い熱であったが、その時もご飯はしっかり食べていた。

私たちもそうだがしんどい時に食べれなくなるのは本当にツライ。


そう思うと息子がしっかりと食べることは感謝しないといけないことなんだと思う。

“しっかり食べなさい!”
“食べる時に立たない!”
“早く食べなさい!”

なんて怒ったりするけど、それはご飯を食べているからこそであって、やはり感謝しないといけないのだ。


良く、あまりご飯を食べないと悩んでいる家庭があると妻から聞く。

ご飯が身体を作ることを考えると、成長を妨げるのではないかと考えるのも無理もない。
というよりそれが当たり前だろう。

良く食べる息子でさえ、少しでも嫌いなものがあり残すと、“この量で大丈夫かな。おなかすかないかな。”等 たくさん頭の中を巡らせる。


それほど子どものことでは頭を悩ませることがいっぱいある。

こと子どもは、私たちの心配をよそにどんどん成長していくのだと思うが。


我が息子は、15時頃までのお昼寝を終えると、おやつの時間だ。

バナナやイチゴなど、果物の日もあるし、チーズや小魚などカルシウムいっぱいな時も。たまごアレルギーを確認するためにたまごボーロを食べたり、エビアレルギーを確認するためにかっぱえびせんを食べたりする。
最近は保育園に行くために、おかしと牛乳にチャレンジしている。

直近のご飯のバランスや今後のことを考えて妻が用意するのだが、良くもここまで考えられるなと脱帽する。


もはや妻はもう自分の時間なんてないものだと思い、息子のことしか考えていない。

一方で私はというと、自分の時間がほしいなぁとか、やりたいことあるのになぁとか考える。


女性と男性の構図がそもそも違うのも少なからずあるのではないかと思うが、それにしても母親の愛情には負ける。

よく息子の育て方について議論することがあるが、“私のほうが良くみてるんだから!”と言われる。
私は意地が悪いので、反抗はするが、心の中では思っている。



「そう!その通り!!」


と。


まぁこうして、私も私の母親に育ててもらったのかと思うと、また感謝しないといけないなと思う。


ふと自分が父親という目線ではなく、俯瞰的に息子と妻を見ることがある。

息子=過去の自分
妻=過去の母親

妻の大変さを見て、昔の母親の大変さを知る。
息子を見て、“俺ってこんなに母親に迷惑かけてたんや。”と知る。


そう、時すでに遅しなのだが、気づかないよりはましだ。


このブログをはじめて、こうして文字にしていると妻の偉大さを改めて感じ、優しくなれたり、母親に以前よりも連絡したりするようになった。笑


人生、感謝することばかりですね。

子どもがご飯をちゃんと食べてくれること。
妻の息子への愛情。
妻をみて知った母親の私への愛情。


受け止めて、過ごしていきます。

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