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本と公園番外編 〜ついに都立公園に進出〜

心地よい秋晴れ、いや残暑厳しい10月2日。そして、過ごしやすい気候となった10月16日。都立武蔵国分寺公園で行われた「サンデーパークカフェ」というイベントに出店していました。ついに都立公園への出店。通常の古本販売に加え、1人1文で物語を繋いでいく企画を実施。このnoteでは2日間にわたって繋いでいった物語をご紹介。
いつものような、どんな人が来て、どんな話をしたかというような詳細な出来事を書くnoteではありませんがご了承ください。


第1章(10月2日)

それはあまりにも突然の出来事だった。ということはそうは無い。
ふと立ち寄った公園にてこういうことになるとは思いもしなかった。まさか二十年ぶりにアイツに会うなんて。いや、正確に言うと、十九年と三ヶ月ぶりだ。ケンカして仲直りしないで引っ越したやつ。あの頃のメガネはコンタクトに変わり、髪はかなり伸びて、流行りのインナーカラーを入れて、妙に大人びていて、今日の太陽よりも断然に眩しく見えた。
「やあ。」と私は声をかけた。
いぶかしげにこちらを振り向いた彼は、何か言いたそうに口を開いた。
「誰、、、あぁ!君か!ずいぶんおかしな格好をしているなぁ。」
「あ、、、これは、、、」

10月2日 都立武蔵国分寺公園来訪者の皆さん


第2章(10月16日)

目が覚めると、ひどく寝汗をかいていて、まくらやシーツはびしょびしょ、喉はカラカラだった。一旦水を飲んだがまだ喉が渇いている、どうしてだろう。あぁよく眠れたんだ、会いたいな、まじで!!
建築士だった。木造の家に住みたいんだ、ながーく住める居心地の良い場所。「こんにちは!」とくまさんが言いました。くまさんはまるで子供のように目を輝かせて、今にも駆け出しそうな風に乗って飛んでいく風船のような雰囲気だった。

10月16日都立武蔵国分寺公園来訪者の皆さん


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