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《黒豆》

【学名】
Glycine max (L.)Merrill
Glycine→ギリシャ語のglukus“甘い”から由来
max→Linneが採取したスリランカ地方の豆という意味との説があるが不明。

【分類】
マメ科ダイズ属

【和名】
黒大豆

【漢名】
豆鼓(トウチ)

【原産】
中国南部、四川省、日本

【使用部位】
種子

【五味】

【五性】

【五臓】
脾、肝、腎

【作用】
.補血(血を補う)
.活血(血の流れをスムーズにする)
.利尿
.浮腫緩和

【注意点…ご使用を控える】
.ダイズアレルギー
.お腹の緩い時

【その他】
古代から、中国や日本で栽培されていた。日本においては、弥生時代より栽培され生活に密着していた。

古代中国の栽培種大豆は、“菽”と呼ばれ“シュウ”“ソウ”と発音。
欧米のsoyの由来とも言われる。

“豆”の元々は、供物を入れる脚長の高杯の象形文字である。

大豆の発祥地は、満洲説、北シナ説、南シナ説などあるが、いまだ判明していない。

1940年代よりアメリカで栽培が盛んに行われ、近年はブラジル、アルゼンチン、タイ、台湾などでも栽培されている。

薬膳茶のブレンドにおいても黒豆は万能であり、味の調整などで良く使われる。

【参考資料】
.一般社団法人 薬膳コンシェルジュ協会
.日本醸造協会誌.
不二蛋白質研究振興財団webサイト
.weblio

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