![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/78828855/rectangle_large_type_2_a8075d92f988a13dfacb51570475e6c2.png?width=1200)
脚がつる、寝違え、瞼がひきつる等の筋肉に関する不調の原因
やっとこの時期らしい気温になりましたが、体にとっては対応が大変です。昨日まではジメジメで肌寒く、一日後には真夏日とは。
自律神経が乱れやすく不調になりやすいので気をつけたいですね。
自律神経と関わすのは五臓の肝。
肝はストレスで乱れやすいのです。
季節外れに雨が続いて気温が低かったかと思えば、一気に暑くなる。
体にとってはストレスです。
これは肝が乱れる原因。
肝が乱れるとこんな不調も起こります。
脚がつる、寝違える、瞼がピクピク勝手に動くなど。
なぜなぜこんな症状が出てしまうのでしょう。
肝の働きを知ればわかる
肝は、体の構成要素「気血津液」の血(けつ)を貯蔵し、気を巡らせる働きをするシステムです。
天候不順をストレスと感じて肝が弱ったところに、血(けつ)の不足があると肝の不調が起こってしまいます。
血(けつ)によって運ばれた栄養により、筋肉はゴムのように滑らかに伸縮自在になるのですが、血不足になるとこれが上手く行かなくなる。
すると自分で制御できない筋肉のこわばりやピクピクする動きになってしまいます。
こういう時は目もかすみがちで夜になると良く見えなくなることがあります。
髪やお肌が乾燥気味で艶も無くなっている場合が少なくありません。
寝不足や過激な運動も脚がつったり、寝違えたり、瞼がピクピクする原因
では、どのように血(けつ)不足になると思いますか?
血(けつ)を作る栄養が十分でないこと、寝不足や運動に見合った栄養が摂れず筋肉を使い過ぎた時にも脚がつったり、寝違えたり、瞼がピクピクなどが現れます。
中医学では23:00~3:00に血が順番に肝に戻り、再生産されて循環すると考えられているのです。
![](https://assets.st-note.com/img/1652879902441-aeLkK0N1f2.jpg?width=1200)
なので、血(けつ)の材料になるものを食べてもこの時間に眠っていなければ血(けつ)は作られません。
材料はあるのに生産工場が動いていないようなもの。
なので、血(けつ)を作る食材を積極的に食べ、時間になったら寝る。
そして足がよくつる、寝違え、瞼がピクピクする時は、目を酷使しない、激しい運動を避ける。
![](https://assets.st-note.com/img/1652879775373-9VzAoyYbqa.jpg?width=1200)
体が血(けつ)が足りていない合図を出しているので、早めに対応するようにします。
そのままにしていると、血(けつ)不足からの他の症状も現れるようになります。
特に生理前後や出産したばかりの時はメンタルに表れがちです。
湿布を貼ったりするのも良いですが、それでは根本が変わっていないのでまた繰り返すことになるかもしれません。
筋肉は血(けつ)と関わり、肝と関わる。
肝が季節的に弱っている時に、肝がさらに弱ることを避けましょう。
中医学の法則には、この先の梅雨にも影響することがわかっています。
こういう法則があるので、予防ができるのです。
まとめ
気候が不安定な時期に、足がつる、寝違える、瞼がピクピクするなどの筋肉の不調があったら、それは肝がストレスで弱っている時に、血(血)不足になっているからです。
血(けつ)を補うレバーや赤身の肉、イカや貝類、黒豆、黒胡麻などを積極的に摂り早めに寝ることで肝を早く整えましょう。
【関連記事】
▼この記事を書いた人はこんな人▼
![](https://assets.st-note.com/img/1652880225864-5a12vpgQg3.jpg?width=1200)
毎週水曜日20:00にお届けのメルマガ『モーリーの簡単エイジング薬膳ケア薬膳』は下のバナーをクリックしてご登録ください。
![](https://assets.st-note.com/img/1652880225541-PIN2CzgwF2.png)
なかったことにする薬膳が学べる7日間の無料メール講座を配信中です。下のバナーをクリックしてお申込みください。
![](https://assets.st-note.com/img/1652880225004-41uVDUEMwC.png)