お好み焼きをエイジングケアメニューにする方法
カレーやみそ汁、炊き込みご飯、餃子のように一品料理でも、その中に入れる食材によって目的に合わせた薬膳ごはんができます。
家でお好み焼きを焼く時は、エイジングケアのお好み焼きにすることもできるのですよ。
エイジングケアを気にするなら、五臓の「腎」の底上げになる食材を使うことを考えます。
「腎」は冷えに弱いため、温める性質を持つ食材も入れて行きましょう。
そして胃腸が消化吸収しなければ「腎」を考えた食材も吸収されないので
胃腸ケアの食材も使います。
「腎」の底上げ食材を使う
「腎」の底上げになる食材は色で言えば黒いもの
黒きくらげ、黒ごま、黒米、黒豆、黒酢などです。
その中でお好み焼きに入れても違和感のないものは黒きくらげの千切りや黒ごまでしょう。
わが家のお好み焼きは種を薄くクレープのように焼き、間に焼きそば、大量のキャベツ、豚バラ肉などを挟んだ広島のお好み焼きです。
種にすり黒ごまを少し混ぜ、湯がいて千切りにした黒きくらげをキャベツと一緒に載せます。
シーフードは水に関わる「腎」の底上げに
アミエビもパラパラと振って一緒に焼きます。
エビはどんなエビでも良いのですが、腎の底上げと気力体力アップやカルシウムの補強にもなりますね。
閉経後は骨粗しょう症予防のためにアミエビやちりめんじゃこをいろいろ食べる機会を作っています。
最後にかける青のりも海藻ですから、これもシーフード。
イカや旬になったら牡蠣を入れても、どちらも「腎」の底上げになります。
イカや牡蠣は陰陽でいう陰の成分を多く含むため、更年期以降の女性が不足しがちな潤いの補給にもなります。
黒くもないしシーフードでもないもの
黒くもないしシーフードでもないものですが、「腎」の底上げができるものに山芋があります。種の中に下ろした山芋(長芋)を入れるとふっくら焼きあがりますよね。
あの山芋は「腎」の補強になるのです。潤いアップにも効果があると言われるためアラフィフにおすすめの野菜の一つです。
温める性質の食材を使う
温める性質を持つシーフードがあります。
それはエビ。なので温めるものとしてアミエビは必須。
お好み焼きより、韓国のチヂミのようななってしまうかもしれませんが、ニラも腎の働きを高める温める性質を持つ野菜です。
ニラには独特の香りがありますよね?あの香り成分、硫化アリルには血液サラサラ効果があると言われています。
先ほどのニラ同様にねぎも温め食材です。やはり香りがあるため「気血津液」の気を巡らせる効果もあります。
普段わが家は最後にトッピングとして使います。
トッピングと言えばかつお節と紅ショウガ。
かつお節のかつおも温める性質で赤い身の魚なので「血」を作ると言われています。胃腸を温めるため、消化吸収を高めるので疲れた時にはかつお節やカツオを意識して食べると良いです。
紅ショウガのショウガも強く体を温める性質があります。
これからの季節は、炒め物にも最初にねぎやにんにくと一緒にショウガを炒めるところから。
魚や肉の臭みを取るにもショウガは欠かせませんが温める性質もあるのですよ。
胃腸ケアの食材を使う
胃腸のケア食材では、大量のキャベツの千切りが欠かせません。
水にさらすとべちゃべちゃのお好み焼きになってしまうので、切った状態のままで使います。
キャベツに含まれるキャベジンは胃薬でも有名ですね。
食材の性質や効能を使えばお好み焼きもエイジングケアメニューになる
普段ならお好み焼きには入れない食材もありましたが、ベースの豚バラやキャベツともやしの他に、目的に合わせた食材を選ぶと、エイジングケアメニューになります。
お店のメニューにはこのすべては無いと思いますが、トッピングできるものがある場合は、トッピングしても良いですね。
家庭で作る時はぜひこの食材のうち、黒いものか海のものからどれか、温めるものの中からどれかを選んで入れてみてください。
あと一つ付け加えるのが、広島のお好み焼きは目玉焼きのように崩した玉子でそばと具をまとめます。
玉子は五臓全てをアップさせる食材なので、お好み焼き一つでも栄養価の高いご飯になります。
ぜひこんな食材を入れてお試しください。
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