誰に向けて書くのか決めた方が良い理由
毎日薬膳に関する様々な発信を目にします。
その中で、もったいないなと感じることがあります。
これは、薬膳を学んでいる受講生のに向けて書いているのか?
それとも、これから学びに来て欲しい人に向けて書いているのか?
それが分からない発信です。
すでに中医学や漢方、薬膳に興味を持っていて勉強になる発信をフォローする人、何か悩んでいる事の解決策を探している人、それぞれ目的が違います。
すでにある程度学んでいる人は、もっとためになることが知りたいのでしょうし、解決策を探している人がたまたま目にしたものが中医学や薬膳だったと言うこともあります。
これは要る?ということを書いてある場合はさらに誰向け?と感じます。
テキストやネットで調べれば載っていることを毎回発信している投稿です。
誰に向けて書いているのかが決まっていないから、このような発信になってしまうのです。
習ったことをそのまま書いているだけ。
それでは誰にも届かないのです。
中医学や薬膳に興味がある人はすでに知っている
薬膳で言われている、食材の効能分類で五性、五味、五色、帰経などを、食材ごとに毎回書いている投稿を見かけます。
それは誰に向けて書いているのでしょうか?
すでに学んでいたり、興味を持っている人なら食材事典を見れば載っている事をそこで知ろうとは思っていません。
テキストや本に載っていないことや、学んだ時に分からなかったこと、そういう見方もあるのだと言うことが嬉しいのではないでしょうか?
ためになりそうな投稿だなと興味を少し持ってくれた人は、いきなり専門用語が出て来たら、そっと閉じてしまうでしょう(笑)
逆に、現在受講されている方向けで、発信内容が講座で出て来たことなら喜ばれるでしょうけれど。
これから学びに来て欲しい人が喜ぶ内容を書く
これから薬膳を学びに来て欲しい人に向けて書いているのであれば、その人はどんな人で、どんな内容を喜んで読んでくれるのか考えたことはありますか?
なぜ、他の講師ではなくあなたでなければだめなのでしょうか?
友達や知り合いなら、知っている人から学べば安心という理由で来てもらえるかもしれませんが、それでは受講してくれる人は広がりませんよね。
ここをしっかり考えることが「誰に向けて書く発信なのか」に繋がります。
認定講師の人は、認定講師だから、箔がついている・安心感がある等で学んでもらえると思いがちです。
ですが、認定講師の人数が多ければ多いほど、誰から教わるかを迷うもの。
対面で受けたい人は、自宅の近くの講師を探すでしょうがオンラインでも良いと考えている人は、近くの講師でなくても良いのです。
どんな人に向けて書くのかを決めていれば、書く内容も絞れて来ます。
絞れてくると、それを望んでいる人に喜んでフォローしてもらえるしその投稿が、薬膳を学んで欲しい人に伝わるのです。
誰に向けて書くか決めた方が良い理由
誰に向けて書くかを決めた方が良い理由は、自分にしかできないことを絞ることにもつながります。
写真を中心にしたSNSは初期に始めた人は、世界観を作りその世界観のファンになった人がフォローしていました。
今はそれだけではないですし、薬膳講座のお申込みに繋げるための発信ならフォロワー数だけが多くても、それだけではお申込みに繋がりません。
フォロワーは世界観が好きなファンというだけの可能性もあります。
世界観が見て欲しい。それを目的に使っているならそれはそれで良いのですが、もし講座のお申込みに繋げるために発信しているのであれば「誰に向けて書いているのか」一度考えてみてくださいね。
しっくりこない場合は、ご相談にものりますので遠慮なくご連絡ください。
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