症状を見て買い物の時に食材を選ぶ
今日は令和四年二期『きちんとわかる薬膳の基礎(全5回)』の3回目。
それぞれの働きの特徴と弱った時に出る症状の前半でした。
5回の中で3回目、4回目が一番ヤマになるところ。
1回目で学んだ体の構成要素「気血津液」と五蔵は切り離さずに同時進行でお伝えして行きました。
ここ、私が中医学を学んだ時に、どうにか理解できた「気血津液」から五蔵になり、やっと本格的な中医学の単元に入れた〜と忘れてしまった時期があったところです。
「気血津液」を理解できたから、その上の五蔵を学ぶわけではなく、「気血津液」が「アイテム」「物」だとしたら、五蔵をそれを取り扱う「人」だと考えるとわかりやすいです。
五蔵それぞれは「気」も「血」も取り扱うし、「津液」の取り扱いを主にする五蔵もあるから。
力説したのは「脾」の重要性
脾は消化器系のシステムのこと。
湿気に弱い特徴があります。
日本人は島国に住み、海からの湿気の影響を受けて全体的に脾が弱い傾向です。
どんなに栄養のあるものを食べても、消化できなければ、栄養になりませんし、不要なものは出せなければ、体に不要などぶの水やヘドロを溜める事になってしまうのです。
もう梅雨は目の前です。
関東方面は既に梅雨入りしましたね。
これからは脾のケアを重点的にしていく季節になる意味も理解できたと思います。
Twitterや受講生の方専用のLINE公式でしばしば発信している事です。
食材の勉強には食材事典が不可欠
今日の後半は、食材事典の使い方。
食材は数えきれないほど沢山あるので、漠然と学ぶより、まずは一冊食材事典を持つことをおすすめしています。
おすすめの食材事典は楽天ROOMにも置いています。
読み方を知らないと上手く使いこなせないため、基礎講座では食材事典の使い方もカリキュラムにいれていて。
既に、テキストの『不調の時に出る症状』の部分を必ず見て「気血津液」の過不足、流れの状態から、適する食材を食材事典で選んでいるという人もいました。
買い物の前にこれをしているのだとか。
テキストを見ない日はないと。
そこまで活用いただいて嬉しいです。
体の傾き(足りないものや多すぎるもの、巡っていないもの)が分かってこそ、フラットに戻せる食材が選べるのです。
その為には、自分の体の状態を観察する事が大切!
自分の症状を照らし合わせて、食材を選べたらもうそれがその人に合わせた薬膳ですから。
令和四年三期『きちんとわかる薬膳の基礎(全5回)』の募集は7月になります。
募集開始はメルマガでお知らせしますのでお待ちくださいね。
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