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8月1日に薬機法が改定されました。
それまでより厳しくなった点は、課徴金制度が導入されたことです。

そのあたりのことについては、以前noteに書いたのでコチラをお読みくださいね。

これはほんの一部に過ぎなくて。

薬膳とかアロマとか、その他さまざまな専門知識を学んでプロとして仕事にして行くには、「こんなにたくさん人に教えられることが身に付いたからやって行ける!」と学んだことを引っ提げて意気揚々と講師デビュー。

できる?と思いますか(笑)

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残念ながら、それだけでは仕事としてやっていけるまでにはなれないんです。

それは、私自身が経験しているからわかります。

経費と利益の計算していますか?

初めは、ママ友に声をかけて来てもらったり、ママ友のお知り合いに来てもらってスタートしたとしましょう。

私はまだこのレベルだからと2時間3,000円(税込)の講座だったとします。

4名受講してもらえたとして、売り上げは12,000円(税込)。
場所を借りていたら、その場所代を支払い、そこでランチを食べるなら自分のランチ代、交通費や駐車場代などがかかる経費ですよね?

その他に、お茶を出すならそのお茶の材料費、テキストを作るなら印刷のインク代、コピー用紙代、そして、考えていない人が多いのが、そのテキストを作るために何時間かかるのか?

仮に5時間×2日で10時間かかったとします。
(本当はこれだけじゃできないですよね?何冊もの本を新たに読んだりする時間を入れたら(;^ω^))

時給1,000円のパートに行っていたら10,000円ですよ。そこにも考えを及ばせて欲しいのです。

12,000円(税込)では赤字じゃないですか?

売り上げ12,000円(税込)の講座をこのように月に4回程するだけなら、パートに行ったら5時間×10日で稼げます。交通費支給のところならパート代はそのまま全て収入です。それに、働きに行っている時以外は自由な時間。

専門知識を学ぶのは無料ではなかったはず。
仕事として独立するなら、せめて学ぶためにかかった費用を自分の力で稼ぎたくないですか?

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最初は誰かに伝えることが楽しくて仕方がないと思います。
けど、講座を開催すればするほど、赤字になるのは変ですよ。

そこに気づいて欲しいのです。ていうか、気づかないのは計算していないからじゃないかな?

学校で教えてもらえないなら自分で学ぶしかありません

プロ養成コースがある専門の学校もあると思います。

けど、専門知識はプロでも仕事の始め方のカリキュラムが無いのであれば自分で学ぶしかありませんよね。だって、初めは誰でもビジネスの素人ですから。

「素質があるから講師になったら良い。」と勧められたという話を聞いた事があります。

すっかりその気になって準備していたそうなのです。

でも、彼女は人前で話したこともないし、長年主婦をして来て社会で働いた経験も数年。彼女はマジメだし誠実ですが未経験者は未経験者。

いきなり講師デビューは学校で釣りを習っただけで練習せず、船で沖へでて魚や貝を獲るようなもの。

許可なくどこでも漁をしてはいけないし、第一船の操縦も船舶免許が必要です。

健康関連なら薬機法だけでなく、景品表示法や特定商取引法など関連法規があります。

それに、収入があるということは税金を払う義務があります。
(それに関しても受講料が税込であることを表記しなければならなくなりました。)

確定申告で白色申告をすれば良いのです。開業届を出したら青色申告ができるようになります。

青色申告と白色申告には違いがありますよ。

SNSなどを使って募集をするなら立派な仕事です

家族やその友人などの、知り合いにほとんどボランティアで教えるだけなら、まあ良いのではないかと思いますが・・・

SNSやブログで募集して知らない人に来てもらうのであれば、立派な仕事だし傍から見たらそう見えます。

なので、法律を含んだビジネスを学んで始めた方が良いです。

かなり始めてしまってから、それも知らなかった、あれも知らなかったというのはなかなか厳しいですし。

ままごとやごっこ遊びじゃないので、腹をくくって頑張りましょう!
正しく教えてもらえる場所もありますから。

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