水晶宮に潜む陰謀…堕胎薬の秘密を暴く！梨花妃の決断に震える！やぶ医者、猛ダッシュで神活躍　壬氏のハンカチに込めた思い　咳を鎮め、肺を潤す食材とは？

「薬屋のひとりごと」第30話 『みたび水晶宮へ』。
後宮に渦巻く陰謀、隠された毒の影、嫉妬に狂った侍女の策略。
そして、国母としての梨花妃の覚悟、
猫猫（マオマオ）の冷徹な推理、壬氏の揺れる想い…
物語の核心へと踏み込む回となりました。
今回の見どころは…
✅ 診療所の謎と女官たちの思惑…「姿を消した下女」の真実とは？
✅ リファ妃の侍女・杏の陰謀…報われなかった想いが生んだ悲劇
✅ 猫猫が暴く後宮の秘密…香油に隠された“禁忌”
✅ リファ妃の決断…国母としての器と、杏への最後の情
✅ 壬氏の猫猫への想い…ハンカチに込められた、届かぬ優しさ
謎解きの快感と、キャラクターたちの繊細な心の動きを
じっくり味わっていただけるよう、解き明かしていきます。

猫猫、診療所からの呼び出し

前話の最後に、診療所のベッドで アイランが猫猫が作った薬を飲もうとしていたところを女官に見つかってしまいました。
後宮で薬を作っていいのは、医官だけ。
壬氏にさまにも『くれぐれも、薬を作っていることは知られるなよ』といわれていたのに。
診療所の中年の女官・シェンリュから呼び出しをくらってしまった。
こっぴどく、怒られるのかとおもいきや、
意外にも、しばし猫猫を 貸してくれないかということ。
玉葉さまの指示で、お目付け役にインファを同行し、診療所に向かう猫猫

診療所で明かされる異変

📌 まさかの依頼！「賢妃の侍女に薬を作ってほしい」

診療所で待っていたのは、昨日マオマオの首根っこをつかんでいた中年の女官、シェンリュ。

💡シェンリュの特徴 
✅後宮ではめずらしい中年の女官
✅ 玉葉妃と同じ緑がかった目 → 西の血が混じっている可能性がある 
✅ 肝っ玉母さん風の貫禄 → でも、意外と礼儀正しい
🍵 いつもの診療所とは違い、応接間に通され、お茶まで出される。
つまり、猫猫が玉葉妃付きの侍女だと知って、丁重に扱っているのです。
👩‍⚕️ 「頼みたいことがあります」
🐱 「…なんでしょう？」
🗣️ 「賢妃・梨花妃の水晶宮の下女に薬を作ってほしいのです」‼️
🗣️ インファ、激怒！「それがどういうことか分かっているの！？」
シェンリュは 「重々承知です」 と冷静に言い返します。

📌 気になる下女の症状

シェンリュの話を聞くと、その 下女の症状 は以下の通り。
✅ キャラバンが来た時期から倦怠感や微熱が続いていた
✅ その後、変な咳をし始めた
✅ しっかり休むようにいったら、そこからぱったり見かけなくなった
✅ 診療所には来ていない（おそらく侍女頭からお許しが出なかったのだろう、、、）
✅ 下女をみかけなくなって、半月もたつ…
👩‍⚕️ 「あの咳は、一度診ておいた方がいい」
💭 マオマオの心境：「感染症かもしれない？後宮に広がる可能性がこれは放っておけない

診療所からの帰り道、猫猫の好奇心が暴走！？📌 

インファ：「めんどくさいことになったわね」

😅 「調べる必要はあると思います」 と返すマオマオ。
インファはマオマオの性格をよく分かっている。
あんたがそういうの気になる性格なのは分かっているけど、場所が場所よ。
ちゃんとお伺い立ててから行くべきことくらい分かっているわよね。
突っ走るのは良くないわ
マオマオも反省し、今回は、壬氏様に取り次いでもらってからにしようと思った矢先、、、
 突如、視界に何かが映る！
マオマオ、突然 カエルのように跳ねながら何かを、、、
🐱 「捕まえた…！」
💭 インファ：「… 言ってるそばから何やってるのよ！」
マオマオが見せたのは…
ピチピチと跳ねる、トカゲのしっぽ！ 🦎✨
🗣️ 「生やす薬をつくる！」
👀 インファ、顔面蒼白 → そのまま気絶！！💨
🎙「やっぱり、マオマオの知的好奇心は 一般人には理解できないレベル ですね（笑）」

水晶宮へ - 医官の来訪と猫猫の潜入

猫猫はやぶ医者とともに水晶宮へ潜入し、調査を開始する。
やがて、小さな物置小屋で、衰弱した下女を発見する。
薄暗い部屋の中、彼女は力なく横たわり、血痰を吐いていた。
「これは…感染症の可能性が高い」

👀 猫猫は「… ここに入った時、同じような気がしました」と
杏にいう。
以前、梨花妃が毒おしろいに蝕まれたとき、
病人特有の 独自の匂いをごまかそうとするように香がたかれてい
 今回は、逆に
香の匂いをごまかすように病人が置かれているみたいだと
猫猫は小瓶の蓋を開け、 娘が鼻をヒクヒクさせてニヤリと笑う。
そして、
🔥 「シン様、"堕胎罪"を作ろうなんて、どういうつもりですか？」
確信に迫る

裁かれる侍女頭・杏

場面は水晶宮の応接間。
梨花妃、壬氏、高順、そして 裁かれる杏。
👑 梨花妃ともに入内した いとこであり、　侍女頭であり、誇り高き美女。
しかし、その美しい表情の奥に潜むのは、嫉妬と焦燥だった。
壬氏がテーブルの上の 香油や香辛料の瓶 を指さし、
👀 「これは、どういうことだろうか？」
壬氏の視線が鋭く光る。
杏は目を閉じ、黙ったまま動かない。
壬氏様が質問を変えて、
👀禁止された交易品で何をつくろうとしていた？
再び問う
 彼女の罪は、
✅ 禁止された 香油や 香辛料を隠し持っている
✅ 組み合わせ次第では猛毒にもなるこれらで何かを作ろうとしていたか

 杏の主張
✅病の下女を 物置に隔離した
✅病人がいるという場所には 皆食事を運ぶ くらいしか接触してない
     逆に言えば、誰が入れる場所
✅熱にうなされて朦朧としている下女の証言をとれるのか
猫猫が
🐱 『熱にうなされていたことは知っているのですね？
　　実にお優しいのですね。 わざわざ下女の容態を見に行くなんて』
いけしゃあしゃあと 付け加え、
杏を射程距離にとらえる
　　ならば 体に香油の臭いが残っていてもおかしくありませんね
 猫猫 はテーブルの上から 小瓶を1本取る
今日の杏さまはこの香と同じ香りがします。 
この瓶は行李の中に 丁寧に置かれていたというのに。
 にじみ出すほど強い 匂いでしょうか。
念のため確かめさせてもらえませんか？

猫猫 は杏の袖をつかもうとした。
 しかし、杏はそれをはねのける。
 その際、 爪が猫猫の 頬をえぐり、頬に残る傷からは血が滲みでている
私、程度のものに触れて良いわけではありませんでしたね。
違う方に調べてもらいましょう
 淡々という中、部屋の視線は全て杏に集まる。
猫猫が一歩前に出た。

梨花妃の覚悟…！「この辺で、私に任せていただけないかしら？」

その言葉に、場が張り詰めます。
👑 梨花妃罪状を確認する
仮に堕胎罪を作ろうとしたならば、
帝の子を殺すのと同義⇒極刑
たとえ 狙っていたのが私だけであっても？
続けた 梨花妃の言葉に
壬氏が身を乗り出した、高順も目を見開いている
梨花妃の 一言で、納得がいったのは猫猫 だった。 
杏、あなたは一度も私のことを 妃扱いしてくれなかったわよね。
 国母にふさわしくないと思っているんでしょう。
梨花妃は杏に対して愛情を持っている。
しかし、杏はといえば どうだろうか。

👑 杏の告白と許されない行動
　　私の方が勉強もできた
 　　他にもいっぱい、 あなたよりも優れているのになんで周りはみんな。
　　ずっと私は国母になるために育ってきた
　　杏は 唇をかみしめ、 憎しみの目を梨花妃に向けている。
　　子をなせず、花園で枯れるがいい、
　　梨花と呪詛のような言葉を叫びながらた。
　　香油の瓶を梨花妃に向けて投げつけようとしたとき、
　　高順により、取り押さえられた
　　宦官ごときがふれるなと叫びちらす
　　杏さまは 皇帝を よほどお慕いしているようですね
      私には 国母という立場を愛してるように見えたので。
　　梨花妃と違って。
猫猫が、そうゆうと、杏の肩ががくんと落ちた。
はじめて気が付いたのだろう。
皇帝がどうして梨花妃を選んだのか。

👑 国母の器とは――。
梨花妃がそんな風に思っていたのね
 目元を震わせながらも凛とした態度でいった。
杏の 前に立つと大きく手を振り上げ 、
そのまま 杏の頬をフルスイングで打った。
壬氏殿、 私はこの侍女頭を 解雇します。主に暴言を吐きました。 私が手を出してしまうほどに
壬氏は ポカーンとしながら、 それは妃、、、、と口を開いた
梨花妃は、杏の狙いは自分であることを知り、
杏の罪を誰よりも理解しながら、それでも自らが裁く道を選んだのです。
❌ それは怒りではない。
❌ 復讐でもない。
⭕ ただ、杏を守るための決断だった。
梨花妃がこれでは足りないですか？
今度は杏の襟元をつかみ、拳を振り上げた瞬間、
⚡ 壬氏と高順が 全力で止めに入る！！！
…このシーン、梨花妃やるなーーと笑っちゃいました。
完全に 梨花妃のターン です
彼女はもう 昔のように、耐えるだけの妃ではない のです。
👑 「この者を 解雇します。 そして今後一切、 後宮への 立ち入りを禁じていただきたい」
梨花妃の声が、静かに、しかし力強く響いた――。

💧 壬氏が猫猫にハンカチを渡した理由…

場面が変わり、水晶宮を回廊を歩く壬氏とマオマオ
彼は何も言わず、スッと 上等な絹のハンカチ を差し出した。
🤕 「使え、血が出ているぞ。」
杏に爪で引っかかれた傷から、わずかに血がにじんでいた。
🐱 「薄皮が剥けただけですから、大丈夫です。」
📌 ここでポイント。
壬氏が怒ったのは、マオマオの 「薄皮が剥けただけ」 という言葉。
💢 「そういう問題じゃない。」
マオマオは、自分のことになると、とことん無頓着 になる。
そんな彼女の無頓着さに、壬氏は 苛立ち を隠せない。
しぶしぶハンカチを受け取るマオマオ。
💭 （いやーー、杏の陰謀も見抜くし、リファ妃の想いにも気づけるのに、
このハンカチに込められた「自分を大切にしてほしい」という気持ちには気づけないんですよね…。）
壬氏さまは、マオマオが傷つくことが 耐えられない 。
だからこそ、ハンカチに込めて「自分を大切にしてほしい」 と気遣う。
なのに、マオマオにはまったく伝わらない…。
💔 切ないすぎる

まとめ｜梨花妃の器、壬氏の想い、猫猫の観察眼

✅ 杏の嫉妬と陰謀…報われなかった想い
✅ 梨花妃は「裁く」のではなく、「守る」道を選んだ
✅ 壬氏の猫猫へハンカチに込めた想い…伝わらない気遣い
✅ 猫猫の冷静な観察力が、病に苦しむ下女を救うきっかけに
詳細はyoutubeでも紹介しております。
よろしかったらのぞいてみてください↓

薬膳的な視点から｜咳を和らげる食材 🍵

🌿 咳を鎮め、肺を潤す食材
✅ 梨もしくはりんご（清熱・生津）🍐 → 喉の痛み、微熱に◎
✅ レンコン（清熱・健脾）🥢 → 咳を和らげ、消化を助ける
✅ 白きくらげ（養陰・生津）🍄 → 乾燥した咳に最適！
✅ はちみつ（潤肺・生津）🍯 → 喉の痛みや乾燥に◎
是非使ってみてくださいね！

次回、第31話「選択の廟」！

帝が登場！壬氏＆猫猫とともに新たな謎解きが…！？
🎭 ちびっ子壬氏様の登場も…！？

【スタッフ】 原作：日向夏（ヒーロー文庫／イマジカインフォス刊） キャラクター原案：しのとうこ 総監督・シリーズ構成：長沼範裕 監督：筆坂明規 副監督：中川 航 脚本：柿原優子・千葉美鈴・小川ひとみ キャラクターデザイン：中谷友紀子 美術監督：髙尾克己（ARED）　色彩設計：相田美里 CGI ディレクター：永井 有　撮影監督：鈴木麻予（T2 studio） 編集：今井大介　音響監督：はた しょう二（サウンドチームドンファン） 音楽：神前 暁・Kevin Penkin・桶狭間ありさ アニメーション制作：TOHO animation STUDIO×OLM 製作：「薬屋のひとりごと」製作委員会 【キャスト】 猫猫：悠木碧 壬氏：大塚剛央 高順：小西克幸　玉葉妃：種﨑敦美 梨花妃：石川由依　里樹妃：木野日菜 小蘭：久野美咲　子翠：瀬戸麻沙美 ナレーション：島本須美 【アニメ公式HP】　http://kusuriyanohitorigoto.jp 【アニメ公式X（旧Twitter）】 ＠ kusuriya_pr 【アニメ公式TikTok】https://t.co/IUm6rUecdx ©日向夏・イマジカインフォス／「薬屋のひとりごと」製作委員会 #薬屋のひとりごと　#TheApothecaryDiaries 　#悠木碧　＃大塚剛央
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