二十四節気 「小雪(しょうせつ)」
冬が始まり2番目の小雪は、日照時間が減り日が短くなったな、1日が短く感じるなあなどと感じます。コートを着るようになり寒さ対策が本格化してきます。
山間部では雪が降り始めるところも出始めますね。
年の瀬を意識し始めて、お世話になった方へのお歳暮や年賀状の準備をし始める方もいらっしゃるのではないでしょうか?
<七二候>
虹蔵不見(にじかくれてみえず) 11月22日~11月26日頃
朔風払葉(きたかぜこのはをはらう) 11月27日〜12月1日頃
橘始黄(たちばなはじめてきばむ) 12月2日〜12月6日頃
気持ちが沈みやすい冬の季節
一年の中で最も日が短い冬至に向かい、陰(冷たく沈んだ気)気がどんどん増えていきます。ちょっとしたことで気分が沈み憂鬱になったり悲しい気持ちになったりして気持ちが低空飛行しがちです。
何気ない言葉に過敏に反応して、自分否定をしたり人と比較したり。
またその言葉を間に受けてしまって落ち込んだり。
こんな風にストレスを感じると、肝・心・脾が弱ります。
怒りは肝に溜まり気を詰まらせます。気が詰まると体の気血水は滞り渋滞を引き起こしてしまいます。さらに悪化すると怒りが爆発してしまいます。そして自己嫌悪。と悪循環になります。
この悪循環は肝だけにとどまらず、脾に影響を及ぼし(肝気乗脾)、喉の詰まり:梅核気(ばいかくき)を感じたり、げっぷやしゃっくり、食欲不振などを引き起こします。
怒りを外向きに出せている時は良いのですが、徐々に内向きな考えになり、元気がなくなってくると抑うつ状態へ移行していきます。
体の元気がなくなってきたら要注意です。
元気がでる食事を心がけて、声を出したりお笑いで爆笑したり、お風呂に入って体を緩めたり。
ちょっとしたことで、気の詰まりが抜けていくようにできているので、自分なりの「元気」アイテムを持っていることが大切です。
私の元気アイテムは
・お風呂にどっぷり浸かる
・映画を見続ける
・大声で歌う
・海を見にいく
などで気を晴らしています。
セロトニンが不足しがちな冬の季節
幸せホルモン「セロトニン」は日照時間と関係があると言われています。
セロトニンが不足すると不眠や不安になりやすくなったりします。
セロトニンを増やすためには、トリプトファンとビタミンB6を多く含む食材を摂ると良いとされています。
ヨーグルトやチーズ、豆腐や納豆、鰹やマグロ、ナッツ類、はちみつ、バナナ、ひじきやわかめ など。
体を冷やさず・温める食材で冬を乗り切る
冬は体を冷やさないこと・温めて邪気を入れないことが大切です。
外気温が冷えると、どうしても体も冷えてしまいます。
そんな時には温かい飲み物や首(手首、足首、首)を温めます。
お茶は体を温める紅茶やほうじ茶、黒豆茶などがおすすめです。
食材だと、生姜やニンニク、スパイスなどを上手に使いながら、黒い食材を取り入れて腎を補っていきます。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
小雪は風邪に気をつけて楽しく過ごしてください🎵