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口内炎!
12月も中盤になり気温もグッと下がり、12月らしく気忙しさを実感しています。
今週初めついに口内炎になり体から「疲れ」のサインが表面化してしまいました。
昔から口内炎体質?というか12月になると現れる口内炎。
そこで今日は「口内炎」について少し自分なりに深掘りしていきたいと思います。
口内炎になる原因
口内炎になる原因はいくつか考えられます。
・ストレス
・栄養不足
・ウィルス感染
・口の中を噛む
などがあります。
今回の私の場合は
・疲れが溜まった状態
・食生活の乱れ(慌ただしく食事をし消化不良、そして外食もつづき・・)
・口の中を噛む
ことで口内炎ができたようです
口内炎が白くなるのは、炎症に対して体が防御反応を起こすため。粘膜が傷つくと、白血球が集まって粘膜を保護し、線維素というタンパク質が付着して白い膜のような状態になります(白血球が頑張ってくれています)
円くポチッとできた潰瘍は、境界がはっきりしています。
ストレスや疲労、睡眠不足、栄養不足、胃や腸の不調などが原因で、免疫力が低下した場合や、誤って唇の内側を噛んだ場合などにできやすいものです。
12月に入り気持ちが気忙しくなり、気が上がってモヤモヤした気持ちになり、実際にはタスクは処理できず。。そしてストレスになるという悪循環状態に。
慌ただしい気分だと、食事をするときにも噛む回数が減ったり、あまり噛まなくても済むような食事を選んだり。
そんな食事を続けると、当然栄養不足になったり、栄養が吸収されにくい状態で体に入ってしまいますね(汗)普段は呼吸に注意を払ってできるだけ緩やかに生活しようと思っているのですが、この2週間ほど呼吸に意識が向かずに思考だけで突っ走ってしまったようです。
私の場合、小さな頃から口内炎になりやすく、また一年中唇が切れて皮が分厚くなり、これがコンプレックスでもありました。この部分の違和感で口を噛んでしまう癖になってしまったり。陰虚体質でうまく熱を外に出すことができにくい体の特徴があります。
これまでは、リップを塗るくらいの対処方法だったのですが、今回は一度に2箇所できてしまいこれはきちんと対処しなければ〜!と焦り自分の持っている知識を見返し、対処していき1日で回復したので、シェアしていきたいと思います。
東洋医学での口内炎の考え方
東洋医学で口内炎は、体の中に溜まった過剰な熱が口腔内を刺激したと考えられています。
・脾は口に開竅(かいきょう)する
・脾の華(はな)は唇にある
・心(しん)は舌に開竅する
と言われるように、口に出る症は五臓に繋がっていると考えます。
先ほどあったように、私は12月に入り気忙しさを自作のストレスで肝の疏泄のバランスが崩れ体の上半身に熱を生み、それが長く続き熱の邪気(熱邪)が発生しました。
さらに決定打は、久しぶりの韓国料理でタガが外れた食べ方をした次の日に口内炎が発症したので、肝の働きが悪く消化不良になった状態で、暴食をして胃熱が爆発して口内炎に。
肝熱と胃熱を抑えるために食事を工夫します。
口内炎の対処法
症状としては、口内炎と胃の違和感を感じていたのでまずは「胃のケア」を最優先。
**蕪のお味噌汁とご飯、そしてお豆腐**
蕪は前回もお伝えしたように、体を冷やすことなく脾胃に溜まった停滞した気を下げる働きがあり、熱を取り除いてくれます。
また、お豆腐も余分な熱を冷まし、消化に良い食材です。
おやつにはバナナで胃の熱を下げて、トリプトファンとビタミンBで栄養補給していきます。(冬なので、少し温めて食べると美味しいです)
**ごぼうの梅干し煮**
大好きな常備菜の一つがあったので、副菜に。
ごぼうは肺と胃に働き解熱解毒作用があり、吹き出物や蕁麻疹や風疹時に良いといわれています。
梅は「梅は三毒を絶つ」と言われている昔から食べられてきた優秀な食材です。
・食の毒
・血の毒(ドロドロの血液)
・水の毒(余分な水の停滞)
抗菌・抗炎症作用、消化不良や、咳止め、喉の渇きなどの働きがあるとされています。
こんな具合で食事で体を観察すると、翌日には口内炎の白くぽちっとした感じがしっかりと治っていて、自分の体の治癒力にびっくりなのと凄さに感動しました。
お薬で対処するということもあるのですが、今回は食事で乗り切れました。
皆さんも体の不調は、まずは食事で対処してみてはいかがでしょうか?
今日は私の実体験のお話でした。
最後まで読んでくださりありがとうございました。