口臭で人に近づけない、体臭でエレベーターが不安。便秘をすると体臭や口臭がキツくなる。
便秘は、ただうんちが出ないだけではありません。
便秘の状態では、腸内で悪玉菌が増え始め腸内環境がドンドン悪化していきます。
悪玉菌が人間にとって有毒な毒ガスを吐き出す。
悪玉菌は、腸内で人間にとって有毒なガスを造り出します。
悪玉菌の造り出すガスは、
・インドール
・スカトール
・アンモニア
・硫化水素などです。
これらのガスは、人間の細胞を傷つけるだけでなく、
悪臭であり刺激性の臭いなのです。
腸管からこれらのガスが吸収され、血液中に流れ込みます。
全身の血流に乗ったガスは、汗腺から汗と一緒に、
肺から息と一緒に排出されて『体臭』や『口臭』の原因になるのです。いわゆるもともとの体臭や口臭にうんちの臭いが混ざる状態。
人間が高齢になるにつれて臭い出す『加齢臭』も、原因物質である『ノネナール』が臭いの一つですが、その他に腸内環境が悪化している事により悪臭を放つガスが血管に乗って全身を回っている事も原因の一つです。
腸内環境の悪化による『体臭』や『口臭』の場合、 香水や制汗剤、洗口液などはほぼ無力と考えて良いでしょう。
なぜなら、臭いの原因は腸内にあり、血液中にもあるのですから・・・
臭いに悩むなら第一にやることは、『腸内環境の改善』です。
食事のたびに、食物繊維と善玉菌を取り入れ善玉菌を増やすことから始めましょう。
腸内の善玉菌を増やしていくには少し時間がかかります。
腸内環境が改善するには、約200日
私が、店頭で便秘や症状の改善の相談を受ける時に改善の目安としている期間です。
気長な話ですが、人間の身体はすぐには変化しません。
だから少しでも早く改善することが大切です。
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