モンゴルの遊牧民ではありませんが、遊牧民つながりで、ここ数日で読んだ本の話。
宮城谷昌光の古代中国の小説が好きで、数年前に出会ってから、古本屋などを巡って、すべての作品を買い漁って読みました。
先日、我が家のトイレに置いてあるトイレカレンダーのうんちくで、「覆水盆に返らず」の逸話が紹介されていました。
そういえば、宮城谷昌光の小説に「太公望」があったなぁ、久しぶりに読んでみるかなと思い、ページを読み進めると・・・。
あれ、ワンフレーズも記憶に蘇らない。登場人物が誰一人として思い出せない・・・。買い漁って、あとで読もうと思っていて、結局、読んでいなかったようです。こんなことってあるんですね。
読み始めると、とても面白く、1週間かけて文庫版3冊を楽しみながら読ませてもらいました。で、この「太公望」の中にも「覆水盆に返らず」のエピソードも書かれているのですが・・・。
我が家のトイレカレンダー、雑学が身についていいのですが、時々、うそをぶっ込んでくるので、気をつけないといけません。
語源、由来は諸説あるので、注意しないといけません。(というか、中国の晋の時代の『拾遺記』という小説がいけないんですけどね。)
それはそれとして、宮城谷昌光の作品はどれもおすすめなので、ぜひ読んでみたください。