はこべ塩を作ってみた。
春の七草、はこべらとは、はこべのことです。ハコベはカーネーションと同じ、ナデシコ科の植物。よーく見ると花びらに切れ込みがあります。
生薬名は、「はんろう」と言います。利尿、催乳の作用があります。
胃腸病や便秘には、生の葉を絞って飲むか、乾燥させた茎葉を煎じて飲みます。
また生葉の汁をあせもやカミソリ負けの部位に塗る、という利用法もあります。
そして有名なのが、『はこべ塩』です。作り方はいろいろあるようです。
はこべ塩を歯ブラシにつけて歯を磨くと、歯槽膿漏、歯周囲炎などに良いとされています。
天ぷらを食べる時の塩にしたり、ごはんのふりかけにもできます。
はこべを少し摘むことができたので、はこべ塩作ってみることにしました。
今回は、はこべをミキサーで細かくして、塩と一緒にフライパンで水分が飛ぶまで加熱しました。
今回は摘んできたはこべが少なすぎて、薄い緑色にしかなりませんでした。
茹でた白菜にかつお節とはこべ塩をかけて食べたら、美味しかったです。
春を感じることができました☺️
参考;「食べる薬草事典」村上光太郎著