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やくのしま㉑

ブッシュカン
「仏手柑」と書きます。

生まれて初めて見たこの物体は仏様の手のような形の柑橘果物です。名前にふさわしく、釈迦の生まれた国インド東北部原産。
たまたま納品先のぽんたん館で見つけたので、買ってみることにしました。なので、葉っぱや花はまだ見たことがありません。

柑橘類は「橘」が「吉」に通じるので縁起物で正月飾りとしても珍重されるそうです。(縁起がいいのか。細かくして、乾燥させてブッシュカンチョコレートを作ろうかな?需要あるかな?)

ブッシュカンには精油成分が多く含まれ、成分としてジオスミンとヘスペリジンが含まれています。

ジオスミンは、仏手柑のほかに、柚子やレモンなどの柑橘類に含まれている成分です。ジオスミンは、血管を保護する働きがあり、ヨーロッパでは胃腸薬として利用されています。また、むくみ改善が期待される栄養素です。

ヘスペリジンは、主に仏手柑の皮に含まれる成分です。ビタミンCの消耗を防ぐ働きをして、毛細血管の強化や血流改善効果が期待できます。摂取しすぎると吐き気や眠気などの副作用が生じる場合があります。

ブッシュカンは気のめぐりを良くしてリラックスさせたり、胃腸の働きを整えておなかの痛みや張り、吐き気などにも使わます。また、体を 温める効果もあり、冷え性にも聞くかもしれません。痰を切れやすくする働きもあります。消化不良や食欲不振、腹満感などには半夏・木香などと、側腹部張満感、腹痛などには香附子・鬱金などと配合する。

調べてみると、所によってとても高価な取引がされているようです。
是非、育ててみたいなあ。