カフェインレスコーヒー
コーヒーには「カフェイン」が含まれています。
「カフェイン」は興奮作用があり、世界で最も広く使われている精神刺激薬です。覚醒作用、解熱鎮痛作用、強心作用、利尿作用があり、その昔、寺院で修行をするのに使われたと言います。
コーヒーを飲んでスッキリと感じるのはこの作用です。しかし、コーヒーを飲んでからカフェインの作用があるまでに15分～120分程かかります。コーヒーを飲んだ後に仮眠をとると、とってもスッキリ起きれるのはその為です。
「食べた後すぐ寝たら牛になるよ」と子供の頃言われましたが、お昼休憩の後、仮眠をしてスッキリと仕事に戻れるのですがら、利用しない手はありません。ちなみにコーヒーを人より先に見つけたのは山羊です。
スポーツ前にコーヒーを飲むと「脂肪燃焼」を促進させ「脂肪吸収」を抑える効果があると言われており、ダイエットに利用される方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、今日のテーマは「カフェインレスコーヒー」です。
カフェインレスコーヒー、デカフェコーヒー、カフェインフリーコーヒー、ノンカフェインコーヒーなどと呼ばれていますが同じことですが、ここでは「デカフェ」とします。
1900年代の初め頃、ある貿易船がコーヒーを運んでいました。ところが、嵐に遭い、コーヒーが海水に浸かってしまいました。船員がそのコーヒーを飲んだところ、”眠くならないコーヒー”になっていたというのが始まりだったとか。
「デカフェっておいしくない」
そう思っていませんか？
大体、合っています。なぜでしょう。
理由はいろいろとあるでしょうが、一番の原因はデカフェの需要が少ないからではないかと思います。特に既製品のデカフェ豆は古いことが多いです。需要が少ない分、賞味期限を長く設定している場合もあるでしょう。
「古いコーヒーはまずい」
とはいえ、もっと本質では、普通のコーヒー豆からカフェイン成分を抽出する際に他の風味・香味の成分も一部消失している訳ですから、”コーヒー好き”がデカフェを飲んだら物足りなく感じるのは、ごく普通のことです。
当店のデカフェはコロンビア産スプレモをスイスウォーター製法で97％のカフェインを取り除いた豆を使用しています。深煎りの苦味と負けないコーヒーのコク。すっきりとしたフローラルな香りを残す逸品です。
私は熱々で飲むよりも、少し冷めた方がおいしい。
就寝前に召し上がったり、妊婦の方にオススメです。
意外と（といったら失礼かもしれませんが）リピーターが多く、ピンポイントでご注文されます。
カフェインレスコーヒーを探されているのであれば、一度お試しください。