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コロナ禍での妊娠体験記#1 びっくりの妊娠発覚

こんにちは。妻のショウガです。

酷暑と言えるくらいの気温、暑さが続いていますね。コロナウイルスだけでなく、熱中症も心配な毎日です。

私事ですが、大変うれしいことに妊娠しまして、やっと安定期に入りました。
コロナ禍での妊娠ということもあり、イレギュラーな妊婦生活が続いていくだろうなと思ったので、記録の意味も込めてnoteに体験記を書いていきたいと思います。

コロナウイルスに感染したと思ったら?

今年の4月に緊急事態宣言が発令されてから、仕事は在宅になり、外出を控え、自宅でじっとこらえる毎日を過ごしていました。GWも帰省さえできず、家に引きこもっておとなしくしていましたが、この頃からなぜか体調の不調を感じていました。

今まではわりとハードな運動習慣があり、ジムにも通っていましたから、きっと思うように運動できなくなったことや、仕事環境が大きく変わったことが影響しているのだと思っていました。

とはいえ、高熱を出したり、吐き気があったりで、これはもしやコロナウイルスなのでは?(いや、絶対コロナだと決めつけてた)と思いながらも、病院を受診することもできず、ひたすら「4日以上の発熱」になるまで我慢をしていました。
当時は今よりもPCR検査へのハードルも高いのに、熱があるだけで病院への受診は断られるしで、本当に八方塞がりでした。

それでも、微熱になったり下がったり、倦怠感や強い眠気、下腹部の痛みなど、どうもおかしい。今までとは違った体調不良のように感じ、ネットで検索していると、ヒットするのは「妊娠超初期症状」という言葉でした。

まさかね、と思いながらも、生理予定日を過ぎてから調べた妊娠検査薬で、くっきりと【陽性】のラインが出たのです。

産婦人科の選び方

喜びもつかの間、すぐに産婦人科を探さなくてはなりません。

妊娠が信じられなかった私は、早く病院で診てもらいたいと思い、近場の病院を検索。

・もともと里帰り出産を望んでいた私は、分娩のことは考えずでOK
・コロナウイルス流行もあり、大学病院や総合病院で検診のたびに不特定多数の人に会うよりは、こじんまりとした病院がよい
・とにかく先生が優しいところに行きたい(切実)
・なるべく歩いて通える距離で、病院そのものが清潔で綺麗

上記のような条件をもとに病院をしぼっていきました。

私は地元の分娩先に見当がついていたので、病院選びはとても簡単だったと言えます。里帰りまでの検診であれば、嫌な思いをしたら、すぐに病院を変更すればいいとさえ思っていました。

大学病院、総合病院など、選択肢はたくさんありますし、それぞれにメリット・デメリットがありますから、自分の出産スタイルや、妊婦生活を想像しながら、病院選びができるといいかもしれません。

初回検診までの長いながいおあずけ期間

病院を決め、緊張しながら電話をすると、「胎嚢(赤ちゃんの入った袋のこと)ができるのが第5週〜6週なので、それくらいに来てくださいね」ということで、検診は1週間後におあずけになりました。

経験された方も多いかもしれませんが、こんなに1週間を長いと思ったことはありません。

「もし異常なところが見つかったらどうしよう」、「病院へ行くまでに流産してしまったらどうしよう」と、不安なことばかりが頭をよぎりました。知識や経験がないぶん、やたらに情報をかき集めてしまって、よけい不安になる、という無毛な1週間を過ごしました。

婚約指輪みたいな赤ちゃんと出会う

待ちに待った検診の予約日、これほどまでに緊張したことはありません。心のどこかで「きっと大丈夫」と思う自分と、「いや、最悪のパターンを想定しておくべき」と思う2人の自分がいました。

結果は、無事に胎嚢が確認でき、特に異常な点も見られませんでした。「おめでとうございます。妊娠ですよ」と先生から言ってもらえた時は、本当に安心し、まずは、第一関門を突破したんだと心からうれしかったです。(少し暗い部屋の中で涙ぐみました)

初めてエコーで見る赤ちゃんは、もちろんまだ人間の形にはなっていないけれど、丸っこいリングみたいな形をしていて、先端には大きなダイヤがあしらわれているようにも見えました。

「ほら、不思議でしょう?なんだか指輪みたいだよね」と優しく先生に声をかけられながら、その神秘的な姿をじっと見つめていました。

妊娠したからといって、必ず結婚している・するというわけでもないですが、なんだか私には、指輪にも見える赤ちゃんの姿が、とても運命的なようなものに思えたのです。

私たち夫婦にとっての証とか、絆とか、信頼とか、そういうものに感じられて、本当に幸せで、満たされた気持ちになりました。

#2へ続く

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