離乳食のギモン②1回食に慣れないと2回食に進めない?

妻のショウガです。

今回も離乳食のギモンシリーズ②です。
なぜ、離乳食では1回食からスタートしましょう、と言われるのか、あまり納得できなかった私のメモ書きです。

シリーズ①はこちら

離乳食と補完食についてはこちら

離乳食のギモン②1回食に慣れないと2回食に進めない?

離乳食では、まず1回食からスタートして、1回食に慣れてきたら2回食、そして最終的には3回食へと進んでいくように指導されています。
1回食から2回食への切り替えは、離乳食スタートから1か月後、およそ30gを食べられるようになってきたら、生後7か月くらいから、等が目安とされています。

この「慣れてきたら」という表現がとても曖昧で、私も実際に離乳食をスタートしてから、子どもが食べることに「慣れてきた」のか、よくわからなかったんです。
上手に飲み込めた、食べたと思っても、次の日にはブーッと全部吐き出したり、嫌がって口を閉じたままだったり。
1か月で慣れるものなんだろうか、、とやや不安でもありました。

赤ちゃんの胃の容量はすごく小さい。1日1回で「補完」になるの?

赤ちゃんの胃の容量は、WHOのガイドラインによると、体重1kgあたり30mlだそうです。あくまで計算上ですが、体重が8kgの赤ちゃんだと、胃の容量は240mlということになります(1回における最大量)。
コップ1杯分くらいだと思うと、かなり少ないし、小さいですよね。
赤ちゃんは胃の容量が小さいために、大人のように一度にたくさん食べて、ためておくことができないので、1日に何度も授乳を必要とします。

離乳食が『補完』の意味合いを持つものなら、1日1回にこだわる必要はなく、むしろ1日に2回や3回と複数回に分けて食べさせたほうが合理的なのでは、と感じました。
https://www.mhlw.go.jp/content/11908000/000496257.pdf

食べ物に慣れさせるのであれば、最初から複数回でもいいはず

今まで母乳やミルクしか口にしてこなかった赤ちゃんにとって、それ以外の食べ物はどちらかと言うと、異物に近いものかもしれません。
味も、食感も、粘度も全く違います。

早く食べ物に慣れてもらう、という意味では、1日1回ではなく、1日に複数回そのチャンスがあった方がいいと思いますし、
同じことは親側にも言えて、1日に複数回食べさせた方が、「食べさせる」という行為にも早く慣れていくはずです。

我が家の対応は・・・序盤から複数回で離乳食を食べさせることに

離乳食を始めたばかりの頃は、本当に1日1回、小さじ1から食べさせていたのですが、いずれ2回、3回と食事の回数も増えていくことを考え、だいたい離乳食スタートから2週間後くらいのタイミングで、2回もしくは3回というように、複数回の離乳食にしてみました。

生後5か月の半ばあたりから離乳食をスタートし、もうすぐで生後9か月というところなので、今までの所感を簡単にまとめてみると、

・最初は「イヤイヤ」もあったので、1日に何度も拒否されてへこんだ
・とはいえ、1日に何度かチャンスがあるので、子どもが食べなくても「次があるし、いっか」と気が楽
・なんだかんだ、「食べる」ことにも、「食べさせる」ことにも早くに慣れた(気がする)
・1日トータルで栄養を調整すればいい、という感覚が早期から身についた
・2回食、3回食にするタイミングを悩まなくていい

ざっとこんな感じです。

最初から、複数回の離乳食はすごく大変そうに思えるかもしれませんが、初期は食事というよりも単品ずつ&量も少ないし、子どもの食べっぷりに合わせて徐々にメニューやバリエーションを増やしていくので、意外と苦にならなかったです。

どちらかと言えば、1回食である程度のメニューが完成されたところに、2回食が始まると、単純にプラスオンされる感覚になり、きついんじゃないかなー、という気もします。
いきなり、メニュー増やすの?そこまでレパートリーないのに、、みたいな。

自分たちの生活リズムや、子どもの様子を見てアレンジする

離乳食のスタートが1回食と決まっている理由はわかりませんが、離乳食の内容や意味合いを考えれば、別段、1回食から、とルール決めする必要はないと、個人的には思っています。
食べることへの興味度合い、量を食べる・食べない、アレルギーの有無だって、子どもによって違います。

我が家の場合は、そもそも子どもがあまり食べ物に抵抗を示さなかったことや、補完食の考え方を取り入れたい、授乳のリズムが一定になっていた、などの理由がありました。

理想や正解を求めていくというよりも、家庭の生活リズムや、子どもの様子に合わせて、自分たちなりにアレンジしていけばいいのかなと。

我が家はわりと自由にやってます!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?