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日記 2024/10/6~10/23

2024/10/6(日)
母から電話。15分ほど話してうんざりした気持ちになる。僕は母が苦手だ。

2024/10/7(月)
職場に行くが身体と気持ちがふらふらして仕事どころではなかった。上司に頼み仕事を早引きする。「もうどうでもいいや」という気持ちになってしまい、サイゼリヤに行き豪遊。2000円分くらい料理を頼んで暴食する。最後は赤ワインを飲みべろんべろんに酔っぱらいながらシェアハウスに帰宅。リビングにいたSくんに心配され、ポカリスエットを貰い嬉しかった。このまま死ぬんじゃないかと思うくらい心臓がバクバクし、ベッドに倒れ気絶する。

2024/10/8(火)
10点満点中、2点くらいの日。だめだこりゃ。

2024/10/9(水)
昔好きだった人のことを思い出す。好きだったのになんで告白しなかったのだろう。

2024/10/10(木)
シェアハウス飲み会。なんかみんな覇気がなくて静かな飲み会だった。僕も元気がなかったので丁度よかった。

2024/10/11(金)
引っ越しの日程が決まる。新しい生活に思いを馳せる。こんな僕でも独り暮らしできるんだろうか。寂しくはならないだろうか。不安。

2024/10/12(土)
左耳が聞こえにくい。また突発性難聴発症。

2024/10/13(日)
何回も同じ間違いをしている。

2024/10/14(月)
公園を散歩する。気分は晴れない。

2024/10/15(火)
映画を見る。面白くなかった。

2024/10/16(水)
何を食べても味がしない。

2024/10/17(木)
全てが終わりに向かっていくような感覚。後で冷静に考えればそこまで僕の人生は詰んではいないのだけれど、「僕はもう終わりだ」「僕ははこれから暗闇のどん底に行くんだ」という考えが頭から離れられない。こういうどうしようもない日は美味しいものでも食べて早く寝た方がいいんだけど、元気が無さすぎて食事を作る気にもなれず、寝ようとしても上手く寝付けず最悪だった。ベッドの上でお気に入りのぬいぐるみを抱き締め、震えながら鬱の波が終わるのを待った。夜になる頃には幾分マシになってXを眺められる程度に回復。XではなんかみんなブルースカイというSNSに大移動をしており、僕もつられてアカウントを作った。どうせ使わないのだろうけど。


2024/10/18(金)
耳鼻科に行く。診察まで2時間くらい待つ羽目になり疲れ果てる。帰宅すると泥のように眠った。起きたら夕方になっていて、病院に行っただけで今日が終わってしまった事実に呆然とする。いや、まだあがけるはずだと思い布団の中でじたばたする。が、身体が重くて結局何も出来なかった。ぐぬぬ。


2024/10/19(土)
今日も病院に行く。メンタルクリニック。お医者さんに「今年の残りはもう休んじゃいましょ!」と言われる。その言葉を聞いて「そうか、僕って休んでいいんだ…」と思い、泣きそうになるくらいほっとする。
午後から代々木へ。鶴見済さん主催の『不適応者の居場所』に参加する。弱音を吐いたり、逆に悩みを聞いたり。美味しいお菓子をいっぱい食べたら少し元気が出てきた。そうやって僕たちは騙し騙し生きていく。

2024/10/20(日)
秋風が吹いている。スーパーに行ったらカツオが安かったので買う。たぶん秋に獲れるカツオって美味しかったハズだ、「戻りカツオ」って呼ぶんだっけ。さっそく買ったカツオをタタキにして食べる。うん、美味しい。最近めんどくさくて適当に調理できるジャンクなものしか食べていなかったから、久しぶりにちゃんとした食事がとれて満足した。

2024/10/21(月)
肌寒い朝。久しぶりに旧友から電話が来る。元気そうで何より。来月遊ぼうと約束する。
仕事先に書類を送る。これで事実上退職する運びになるだろう。肩の荷が下りた。
公園で散歩。気温がちょうど良く体調も悪くない。年に数度しかないぐらいのベストコンディション。こういう日は「せっかく体調が良いんだからなにか生産的なことをしないと!」と考えてしまいがちだが、ここは焦らず休むのが吉だと思い、家に帰って昼寝をする。休める時にちゃんと身体を休ませることは大事だ。

2024/10/22(火)
『破墓(パミョ)』という韓国産ホラー映画を見る。あまり怖くなかったけど、ストーリーは面白かった。風水師や葬儀屋、霊能を持つ巫女たちが謎の墓に纏わる不可解な祟りに命がけで挑むという霊能者アベンジャーズみたいな話。日本のホラー映画で言うと『来る』が好きな人だったらきっと気に入るハズ。
夜。暇つぶしにXでスペースをやる。好きな音楽アーティストの話題などを喋る。最近の音楽アーティストはSNSのおかげでファンとの距離が近く、良くも悪くもフレンドリーだ。若いファンもそのことを当たり前だと思っている。でも僕みたいなめんどくさいおっさんファンはアーティストのことを「神」と考えていて、コミュニケーションなんて畏れ多くてとてもじゃないができない。「神」だからこそ迷惑がかからない遠くからできるだけ静かに観測したいと思っている、みたいなことを話す。そんなことを喋っていたら、スペースを聞いていた知り合いに「やくめは自分のことをおっさんだと思いすぎている」と指摘された。確かに。僕は誰かにおっさんと認定されるのが怖くて、先に自分からおっさんだと宣言することで予防線を張っているところがある。また同時に自分がおっさんになることを恐れつつも「早くおっさんになって悟りを開きたい、若者特有の苦悩から解き放たれたい」という気持ちもあったりする。めんどくさいな、俺。あと、なんかクラブに通うと精神年齢が5年若返るらしいという話を聞く。「じゃあ若さを取り戻しに行きましょうかクラブに!」という流れになり人生初クラブ参戦が決定。こうやって手軽にいつでもライブコンテンツに参加できる機会があるのは東京ならではだなと思う。僕が東京に住んでいる理由はここにある。東京にはたくさんの面白い人々や遊び場があって、ただそこに居るだけでなんかわくわくすることが起こりそうな予感があるのだ。まあ東京が楽しいと思えるのは、コンテンツを追いかけることができる体力がある若い間だけかもしれないが…。






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