やくめかがり

生活と仲良くできない。東京都立川市在住のニート。日記やエッセイなど書きます。

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  • 勝手にニー株シェアハウス日記

    ニー株シェアハウスでの暮らしの様子をのんびり書いていきます

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僕がニートになった話

僕が仕事を辞め、無職になってから3年がたった。 午前11時過ぎ。目が覚めると、シェアハウスの自室にあるベッドの中で一月の寒さに身を震わす。そのままベッドの中で猫のように縮こまりながら、寝ぼけ眼でスマホを開きTwitterを眺める。ニート生活をおくる僕の一日の始めに行う日課だ。 今日も色々なモノがTLに流れてくる。昨日とは違うニュース、変化するトレンド。芸能人のスキャンダルに、ミュージシャンの新曲。アニメにドラマの話題。政治に経済。教訓に批評。犬や猫の動画。誰かが死んでる。

    • 日記 2024/11/14~11/25

      2024/11/14(木) やくめの理想ってなに?って聞かれた。「好きな時に寝て、好きな時に起きて、好きな時に食べて、好きな人たちに囲まれて暮らす」と答えた。 2024/11/15(金) 重要な書類が送られてきた。仕方なく読んでみたが、「もうさアッ 無理だよ 難しい言葉わかんないんだからさアッ」という気持ちになり、途中で読むのを止めた。歳をとってくると諦めだけが早くなっていく。 2024/11/16(土) デザインフェスタに行く。似合うかどうかわからない高い服を勇気を出し

      • 日記 2024/10/6~10/23

        2024/10/6(日) 母から電話。15分ほど話してうんざりした気持ちになる。僕は母が苦手だ。 2024/10/7(月) 職場に行くが身体と気持ちがふらふらして仕事どころではなかった。上司に頼み仕事を早引きする。「もうどうでもいいや」という気持ちになってしまい、サイゼリヤに行き豪遊。2000円分くらい料理を頼んで暴食する。最後は赤ワインを飲みべろんべろんに酔っぱらいながらシェアハウスに帰宅。リビングにいたSくんに心配され、ポカリスエットを貰い嬉しかった。このまま死ぬんじゃ

        • 日記 2024/9/26~10/5

          2024/9/26(木) 昨日よく眠れず体調が悪い。仕事の休憩中、同じ職場にいる苦手な同僚に「面白い話があるから聞いて」と言われ、しぶしぶ話を聞く。内容は「友達がパチ屋で財布を盗まれた」というだけの話で、20分も喋り聞かされた。あまりにつまらない話だったため、死ぬかと思った。もし体調が万全だったら怒りで同僚を張り倒してたかもしれない。貴重な休憩時間を失い、それからすごい勢いで気分が悪くなる。 2024/9/27(金) 生活が壊れたので仕事を休んだ。生活が壊れた場合、無力な私

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          日記 2024年6月24日~7月3日

          日記 2024年6月24日~7月3日

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          日記 2024年6月6日~6月15日

          日記 2024年6月6日~6月15日

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          日記 2024年5月27日~6月5日

          日記 2024年5月27日~6月5日

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          ぼんやりニート日記2023/8/1~7「暑すぎる」

          2023/8/1(火) 『なつもん! 20世紀の夏休み』というゲームをやる。 『ぼくらのなつやすみ』シリーズを手掛けたミレニアムキッチンという会社が作った新作夏ゲー。1999年の夏を舞台に主人公である10歳の少年が田舎の町で冒険したり魚を獲ったり虫を捕まえたりするゲーム。「ぼくなつ」の系譜的続編である。昔から「ぼくなつ」が好きだった僕にとっては待ちに待った作品だ。『なつもん!』は8月1日から31日までの夏休みを追体験できるゲームになっており、僕もリアルの時間に合わせて今日か

          ぼんやりニート日記2023/8/1~7「暑すぎる」

          ぼんやりニート日記2023/7/24~31「恋愛という病」

          2023/7/24(月) 『ロブスター』という映画を見る。 全然ロマンチックじゃない恋愛映画だった。人生のパートナーを見つけ結婚することが善で、独り身は悪という世界観で繰り広げられる不条理コメディ。恋愛に対する皮肉の塊みたいなストーリーで見ていて可笑しかった。恋愛は素晴らしいものだという価値観に真っ向から反発するように、恋愛における欺瞞や滑稽さを全面に描いている。かと思えば、独り身でいる人間の意固地さや窮屈さも同時に描いたりしていて、結局どちらも異常で阿呆臭いと言っているか

          ぼんやりニート日記2023/7/24~31「恋愛という病」

          ぼんやりニート日記2023/7/20~23「配られたカード」

          2023/7/20(木) 誕生日。29歳になりました。コケシさんと叙々苑のランチを食べる。生まれて初めて叙々苑に来たけど、野菜も肉も全部美味くて感動した。ご飯の美味しさにはしゃぎつつ、近況などを話し合う。コケシさんは九月から僕が住んでる立川のシェアハウスに引っ越すらしい。新しい環境で心機一転し脱無職して労働に励みたいのだそうだ。そしてゆくゆくはお金を稼ぎまくりタワマンに住みたい……などと夢を語っていた。頑張ってほしい。 帰りにジュンク堂に寄って漫画を買う。幾花にいろ先生の『

          ぼんやりニート日記2023/7/20~23「配られたカード」

          ぼんやりニート日記2023/7/13~19「鈍感になって」

          2023/7/13(木) 転居届を出しに区役所へ。帰り道、「ゆで太郎」という蕎麦屋さんを見つける。なんか名前だけ聞いたことがあるなと思い、気になったので入店。「朝そば」というのを頼んでみる。冷たいお蕎麦と野菜のかき揚げ、温泉卵が出てきた。全部で450円。 さっぱりとした味で食欲が進む。夏に食べる蕎麦はやはり美味しいな。近所にもできないだろうか「ゆで太郎」。月1くらいの頻度で通いたい気がする。 2023/7/14(金) 映画を見に錦糸町へ。朝イチで『君たちはどう生きるか』を

          ぼんやりニート日記2023/7/13~19「鈍感になって」

          ぼんやりニート日記 2023/7/9~12「働けますか?」

          2023/7/9(日) 少し鬱気味だが昨日より気持ちが落ち着いてきた気がする。希死念慮もあまり感じない。念のため今日1日はしっかり休もうと思いベッドに横になる。昼寝していたが、電話が鳴る音で起きる。弟からの電話で「おまえ仕事始めるのか?」と聞かれた。眠かったので「ああ、ぼちぼち働こうと思っている」と答えて手短に電話を切った。おそらく僕を心配して弟は電話をかけてきたのだろう。普段あまり他人に興味がない弟にしては珍しいことである。後で、もう少し弟と話してれば良かったなと後悔した。

          ぼんやりニート日記 2023/7/9~12「働けますか?」

          ぼんやりニート日記 2023/7/5~8「全てを間違えて」

          2023/7/5(水) 朝。肌がざわざわして落ち着かない。部屋の中をぐるぐる歩き回りながら、今すぐ走り出したい衝動をなんとか抑える。完全に躁の症状だ。今の自分なら何でもできる気がする。そんな無根拠な万能感が頭の中を支配していく。突然、今の僕なら働けるかもしれないと、そんな気持ちがわいて躁状態のままハローワークへ行った。ハローワークのパソコンを使い、目をギラギラさせながら求人を探し回る。良さそうな求人を見つけ、その場ですぐ電話をして会社に問い合わせた。来週、職場見学する約束を取

          ぼんやりニート日記 2023/7/5~8「全てを間違えて」

          ぼんやりニート日記 2023/7/1~4 「Twitterなんてやめて」

          2023/7/1(土) 体調が悪くて何もする気が起きない。こういう日は昔やらかした失敗や嫌な記憶をふと思い出して鬱になりがちである。今日みたいなアンニュイな日は下手にジタバタもがいても心の傷が広がってしまうだけだ。だから鬱が消えるまで何もせず安静に過ごすのがベストである。ぼーっとYouTubeでも見ながら休むことにしよう。 YouTubeを見ていたら「水槽」と呼ばれるアーティストの『はやく夜へ』という曲を見つける。あまりに良い曲だったので何度も聞いてしまう。 繊細で壊れそう

          ぼんやりニート日記 2023/7/1~4 「Twitterなんてやめて」

          ぼんやりニート日記 2023/6/27~30 「なんの意味もなく」

          2023/6/27 (火) 朝。朝食を食べていたら母に「なんで東京に住んでいたいの?」と聞かれる。なんでだろう。東京には変な人がいっぱいいるからかな。変な人というか、自分に似た人というか。田舎だと僕のような精神障害持ちのニートは物珍しくて浮いてしまうけど、都会では僕みたいな人がわりとたくさんいるから異物扱いされなくて気が楽、というのが東京に住んでいる一番の理由だと思う。そもそも東京人は他人に無関心な人が多い。人が多すぎていちいち他人に構っていられないからだ。そういう田舎にはな

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          ぼんやりニート日記 2023/6/23~26「ぼちぼちやっていく」

          2023/6/23(金) 実家にある私物を整理する。5年前に実家を飛び出してからずっと放置されてきた自室がゴミやら埃やら溜まって汚かったから掃除した。 机の引き出しの中に大学生時代に後輩からもらった色紙を見つける。 色紙には僕を褒める言葉がいっぱい書いてあった。大学時代の僕ってこんな風に見られていたのか。今の僕とだいぶ印象が違うというかもう別人だ。 まだ鬱病になっていなかった大学生の頃の僕は、今よりずっとテンションが高く活発で社交性がある人間だったと思う。人を笑わせるのが好

          ぼんやりニート日記 2023/6/23~26「ぼちぼちやっていく」