知らなかった!健康食品やサプリメントの正しい使い方①
こんにちは、やくえいといいます!
「健康食品」や「サプリメント」という言葉を知らない人はそうそういないんじゃないでしょうか。
健康食品やサプリメントの情報はSNSやインターネット、テレビ、雑誌など様々なところから得られます。
この情報が膨大な情報から正しものを選ぶことって難しいですよね。
僕はNR・サプリメントアドバイザーという資格を持っています。
この資格を取るまでは健康食品やサプリメントをどうやって選んだら良いかを知りませんでした。
間違った摂取の仕方でかえって健康被害をもたらすこともあります。
この記事を読めば健康被害が少しでも起こらないよう、健康食品やサプリメントを選ぶ上で知っておくべきことがわかります。
健康食品やサプリメントを摂取するなら問題点や注意点にも目を向けておく必要があります。
長くなるので2回の記事に分けたいと思います。
健康食品・サプリメントについて
この健康食品・サプリメントの名称については法律上の明確な定義はありません。
“「健康」や「美容」などに何らかの良い効果をもたらす食品の総称”とでも言いましょう。
健康食品は戦後から注目されるようになりました。
当時の健康食品といえば青汁、乳酸菌飲料、玄米などです。
驚くべきことにこれらの健康食品は現代でも摂取されています。
現代まで人気が廃れることなく流通しているのはビックリですね。
有名人や著名人の発言、研究論文などによる健康、美容への裏付けなどが関係していると思われます。
そこから特定の成分を濃縮したサプリメントが登場しました。
主に含まれる成分はビタミン、ミネラル、ハーブ、アミノ酸などです。
サプリメントといえば錠剤やカプセルなどの形がイメージされることがありますが、健康食品においても同様の形が流通するようになってきています。なので両者の線引きはあいまいで、同義ととらえることもしばしばあります。
また、健康食品やサプリメントの話になると保健機能食品が登場します。
よく混同されますが、これらの間には明確に法的な分類があります。
下図のように保健機能食品には保健や栄養機能の表示が可能になっています。
医薬品と違って具体的な疾患や身体機能などの変化、いわゆる効能・効果までは明記することはできません。
不足している栄養素を補って健康を手に入れようというのがおもな役割です。
一方で、健康食品やサプリメントは一般食品に分類されます。
こちらは機能性の表示ができません。
そのため、体験談などから有効性や安全性をうたっているものがどうしても多くなってしまいます。
もちろんこちらも医薬品と違い、明確な治療効果を示すことはできません。保健機能食品も一般食品も医薬品ではないため、「血圧を下げる」「痛みが取れる」などの具体的な治療効果を示しているものは無承認無許可医薬品とされ違法性の高いものになりますので注意が必要です。
健康食品・サプリメントの問題点
健康食品やサプリメントは「健康になろう」「もっとキレイになろう」という思いから利用されます。
それらを安全で効果的に使おうと思ったら、問題点も事前に把握しておく必要があります。
大きく2つあります。
①粗悪品などの製品に関する問題点
1つ目は製品に問題がある場合です。
前述した無承認無許可医薬品に該当するような違法製品であったり、品質の粗悪なものである場合があります。
そういう製品が関係する健康被害は大きくなることも少なくありません。
インターネットを介した個人輸入のものや、医薬品と誤認するような形状をした製品には注意が必要です。
②過剰摂取などの消費者側の問題点
2つ目は消費者側に問題がある場合です。
製品自体に問題がなくても、不適切に使用すれば健康被害を招きます。
決められた量以上に過剰に摂取した、複数の製品を摂取して特定の成分が過剰になってしまったというのは過剰摂取による健康被害が考えられます。
医薬品と併用して医薬品の作用が減弱もしくは副作用が増悪したという有害事象も起こり得ます。
単純に体に合わなくてアレルギーを起こすこともあり得ます。
いずれにしても用法用量を守ったり、薬との飲み合わせを薬剤師へ相談する、異常がみられたら利用を中止するといった対処が必要です。
ここまでのまとめ
健康食品やサプリメントは正しく使えば健康や美容などに良い効果をもたらすことがあります。
ただし、その使い方を誤れば健康被害を招くおそれがあります。
正しい使い方をするためにインターネットなどで情報を得ようと考えますが、膨大な情報の中から正しい情報を選ぶのは難しいです。
なので少なくとも健康被害を起こさないよう摂取する上での注意点や問題点を知っておいてほしいです。
問題点は大きく2つあります。
①粗悪品などの製品に関する問題点
②過剰摂取などの消費者側の問題点
製品に問題があることもあれば摂取する消費者側に問題があることもあります。
正しい知識を身に付けておく必要がありますね。
次回は健康食品やサプリメントの正しい使い方について記事にしていきます。
それではまた!
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