親指を切ってしまってから、挑戦できない人の気持ちがわかった。
ピーラーで、利き手の親指を切ってしまった。ちょっぴり切れただけなのに、思ったより血が出てびっくり、、しかも一瞬の出来事だったから余計に怖かった。
親指の傷くらい、と誰かは言うだろう。
でもね、傷を負ったことでいろんなことに気づいた。
・私は、コンタクトを取るときに利き手の親指しか使ってこなかったこと
・ほんの切り傷でもできなくなる動作は意外とあるなってこと
・前よりも怖がりになったなーってこと
なによりも
あ、こんな簡単にいろんなことができなくなるんだ、という気づき
これが大きかった。
ほんの一瞬。ただの失敗。それだけなのに、こんなに不自由。
たしか保険では、指一本なくなったりするとかなり大きな障害だとみなされる。
事故や怪我をするときだって、ほんの一瞬。一瞬のうちに想像できないようなことも起きてしまう。
そう考えると、いまの私がこの体の状態でいられるのは、奇跡なのかもしれない。
で、なんで挑戦できない人の気持ちがわかったのかって?
今回のことで、些細なことでも、自分にとって怖いことにつながりうるということがわかったのだ。
ピーラーを見たくない、刃物をみたくない、キッチンに立つのが怖い、料理するの嫌、、、などなど
切り傷ごときかもしれないけど、私にとって怖いことが確実に増えた。
慎重になったからいいかもしれないが、ちょっと冒険しよう、とは思えなくなった。
これって、挑戦のハードルが高い人も同じなのではないか?
いままで私は、挑戦できない人の気持ちがわからなかった。だってちょっと調べていつもと違うことをするだけ。ちょっと勇気を出すだけ。
でもそれに対して慎重になるような経験や教訓がある人って、多いのではないか。手を切っただけでちょっとの料理もしたくなくなる私のように。
人それぞれちがう。得意も苦手も、性格や思考も、傾向も。
わからないなー、では終わらず、相手の立場になろうとすること、まず受け取ること。これを大事にしていきたいと思う。やわらかく、あたたかい私でいたい。
読んでくださってありがとうございました!
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