行政書士開業録
すみません🙇流れで開業しました。
私が行政書士の資格をとったのは平成21年。
次男を出産した年でした。
まだまだ今ほど、子育てしやすい環境ではなく、長男出産時に仕事はやめ、子育てしつつ、資格の勉強をしていました。
働くことは好きでしたが、通勤電車が苦手だったり
そもそも組織で上手いこと立ち回れるタイプの人間ではありませんでした。
弁護士事務所に勤める
法律事務の経験がしたくてパートとして、少し勤めました。
パートなので、そこまで深い仕事が出来なかったのですぐ物足りなくなりました。
また、小さい子を抱えており発熱などで急な休みが多く、ボス弁護士に辛くあたられることもありました。
他のパラリーガルの女性はほんまに優しく最高だったのに、、。
司法書士事務所に勤める
その後、近くの司法書士法人に勤めます。
その頃は、過払いバブル終焉の一歩手前。
1年ほどは楽しく働いていたのですが、
経営が安定しない中
ボスにご機嫌をとるような、気遣いができず(やらず)
クビと言われちゃいました。
当時は、ボスに「こうしろ」と言われたことが、自分の中で倫理的に「やりたくない」行為でしたので、拒否したんです。
「それは、おかしいと思うので私はやりたくありません。」とストレート直球投げてしまいました。
まだまだ若いので仕方ありません。
今なら、、
おんなじ行動するやろな、、。
ボスのいうことより自分の価値観が優先
仕事を守るために自分の「真ん中」にある価値観と異なることをできる人とできない人がいるとは思いますが、私は出来ない人でした。
もとい、無理しなくても良い環境でした。
仕事がなくなっても夫の収入があり、仕事はどちらかというと今食べるためというより、リスクヘッジ、将来のためでして。母や妻としての役割もある。満たされている立場でした。
ラッキーです。
そうでない人はきっと苦しい思いをしたと思います。
家族には感謝しきれません。
私は、潔癖症でくそ真面目なんだと思います。
整理整頓は苦手やけど😆
私みたいな人間は会社組織では絶対上手くいかんやろうと思います。
そんなんで、クビと言われたもんだから、失業手当もらってゆっくりしたろ!と思ってたのですが、かないませんでした。
なぜかというと行政書士登録していたからです。
勤めていた司法書士法人の社長が、ご機嫌な時に、お金をだしてくれて行政書士登録させて貰っていたのです。
当時、司法書士法人では過払いバブルが終わり、登記の数も知れていて何で稼ぐか色々模索していました。
その中の一つが、行政書士でした。
私の資格で、行政書士登録して、数件仕事はしたところで、司法書士法人を辞めることになったのですが、行政書士登録は残ったんです。
なので、私は個人事業主となっており、失業者にはなりません。失業保険でひとときゆっくり
クビにされた傷を癒す作戦
残念ながら、かないませんでした。
そんなわけで、せっかく登録したんだから、それで仕事してみよう!
場所も幸い夫の実家の空き部屋借りれることになった。
うまくいかなければまたどこかで働こう。
、、と本当に流れ開業でした。
行政書士の求人なんて、近隣にはないので、弁護士事務所や司法書士事務所で2、3年働いて得た経験だけで独立しました。
そんな人は多いと思います。
だから、開業する人を応援したい
という思いが根底にあり、レンタルオフィスができたわけです😃
何にも、後ろ盾がなく開業する怖さ
売上見込みがたたない怖さ
仕事そこそこで家庭を大事にしながら働きたい気持ち
みんな色々抱えてます。
それを家賃分くらいは仕事を紹介しよう!
その人が上手くいったら自分の仕事にもつながるはず
というのが当初の目標でした。
相手業種によりけりですが、できたところと出来なかったところはありました。