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ガチ中華

昨日の投稿は「町中華」だったので、語呂合わせでガチ中華の話をしたい。
池袋北口には、町中華もあるが、何と言ってもガチ中華=ガチな中華がいくつかある。

中国輸入食材が売っているマーケット兼、屋台風のイートインがある店で、日本語がアヤシイ中国人御用達の店である。私は残念ながら中国に行ったことが無い(サラリーマン時代に中国の深圳に行く話もあったが断った)が、多分これは本場の味なのだと思う。メニューも一見しただけでは良く分からない物ばかりで、「脳」の文字が入った食べ物もある。

対してマーケットではなく、中国料理屋としてやっている良く読めない漢字の店名の、ガチ中華の店も数店、池袋北口に集まっている。特徴は頬と喉が落ちるくらい辛さが美味しい。「辛さは刺激味ではなく、うま味である」ことが納得できる。とは言え一言でいえばトンデモナイくらい辛いが、でも美味い辛さなのである。

私は横浜中華街はあまり好きではない。理由は中華街は広東出身の人ばかりなので、私の味覚は満足しないし、横浜の四川料理店は値段がとても高いので入らない。そんなときに、本場の味を食べたくなると池袋北口で途中下車したりする。マーケットは日本人も買い物に来るのでアヤシイ日本語も出て来るが、店舗だけのガチ中華店は日本語が通じない。でも、メニューには漢字と写真があるので番号で注文はできる。

池袋の事を、埼玉県さいたま市池袋区と言う人もいれば、中華人民共和国池袋省と言う人もいるくらい、埼玉県民と中国人が多いのは昔からである。だから当然のことながら町中華もある。私が好きな池袋の町中華は同じく北口近くにある創業100年を超えている老舗の町中華である。特に私は、ここのボリューミーな骨付き蒸し鶏(450円くらい)を、ニンニクがガツン!と効いたタレにつけて、紹興酒と食べるのが好きである。

こんなことを書いていると、今から池袋北口に行ってガチ中華と町中華を食べたくなってきた。
#note   #エッセイ   #高齢者   #フリーター   #役立たず
【記】やく・たたず(屋久 佇(竚))

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