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カカオトーク(前半)
自分が歳をとったと思うのは、20代30代の若い人の話題は当然ながら、40代の人々の話題にもついて行けていないことだ。そんな中で40代の女性から「カカオトーク」という言葉を聞いた。何でもカカオトークで旦那が浮気していたとのことである。
全く聞いたこともない言葉で、思わずコロナ時代の「ココア」か?と自分の耳を疑ってしまったくらいである。ココアで誰かと接触して、コロナならぬ恋に落ちるのか?と一瞬頭が混乱したが、ココアではなくカカオであった。
何でも日本では、このカカオトークというアプリを浮気に使うのが流行っているとのこと。その理由はLINEのようにメッセージ通知がされない、家族や友人や仕事はLINEでやって、浮気やプライベートはカカオトークでやるという管理の切り分けが出来るからだという。
かつ、カカオトークの中でIDが複数作れるので、複数人との浮気も安全に出来て、カカオトークのアプリ自体にロックを掛けることが出来るので、仮にスマホを見られることがあっても、ロックを掛けていればカカオトークの中まで入られることがないので浮気セキュリティが保たれるからだとのこと。
初めて見聞きする事ばかりなので、勉強になってしまった。これはひとえにLINEがメジャーなツールになってしまい、連絡手段のポピュラーになってIDを簡単に変えることが出来ない事に縛られているからなのだろう。そこに、LINEではない別口のSNSが求められ、カカオトークがあったということなのだろうと推測できる。
今の30代40代の人らには多く知られていることらしいので、変に(間違えて or 興味本位で)カカオトークを自分のスマホにインストールしていたら、浮気してるのか?と疑われてしまいかねない状況らしい。世の中いくつになっても無知であることは危険である。
それはそれとして、この話で面白かったのは、その女性は夫の浮気相手とカカオトークで繋がって連絡し合っているという。「そんなことやめた方が良いですよ」と私が言うと、女性は「相手の女性も変わった人のようで、私たちに不利にならないように、自分の方の夫を説得してくれている」などと、全く訳の分からないことを言いだしたのだ。
・・・<続く>
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【記】やく・たたず(屋久 佇(竚))