射幸行為
バイナリーオプションで600万円の負債を負ったので、自己破産でチャラにしたいと安易に言っている人がいた。
しかし、パチンコやスロット、競馬や競輪や競艇などのギャンブルが免責不許可(自己破産しても免責にはならない=借金はなくならない)事項と同じように、FXや暗号資産やバイナリーオプションなどの金融商品で出した損失も免責不許可になることを知らないのだろうか。
SNSでは「2023年度の国が認めた借金救済」などを謳った記事が流れているが、言っていることは昔からある方法の、自己破産・個人再生・債務整理の話であり、別に新しく出来た制度でも何でもない。
で、そんな話があるので、借金を作っても自己破産すればチャラに出来ると安易に考える人が出てきて、安易に射幸行為(=偶然の幸運、偶然の幸せや利益を得ようとすること)をやったことで作ってしまった借金や負債も安心ですよと思うようだが、射幸行為での債務は免責不許可となるのは当たり前のことだろう。
安易に考える人でSNSが怖いのは、投資で失敗して借金を作ってもイザとなれば救済措置があるとか、借金をして投資を行えば上手く行けば儲かり失敗しても大丈夫と思ってしまう浅はかな人がいるということだ。
未熟な子供が間違えてしまうのは今後の教育でリカバリーできるだろうが、成人した大人はちゃんと責任を取らなければならないのが世の中なので、18歳成人の時代は子供の内からチャントした金融教育や法教育が必要だと思う。
#note #エッセイ #高齢者 #フリーター #役立たず
【記】やく・たたず(屋久 佇(竚))
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