優先席（シルバーシート）

正式には優先席（プライオリティシート）なのだろうが、ずっとシルバーシートと言っていたし、自分も高齢者の仲間入りをしたので、ここではシルバーシートと言わせて貰う。

私は高齢者の仲間入りをしてから、積極的にシルバーシートの席に座る事にしている。変な理由かもしれないが、高齢者なのだから、一般席は疲れた中年サラリーマンに譲り、高齢者に与えられたシルバーシートに積極的に座るようにしているのだ（笑）

私は席が空いているとすぐ座ってしまう習性があり、筋力が落ちていることの心配をしたほうが良いかもしれない。サルコペニアとかフレイルという言葉と筋力低下を身近に感じる今日この頃である。

とにかく歩く速度が若いころから比べると確実に遅くなっている。残念ながら私は運動が嫌いなので、せめて一日１万歩のウオーキングを目指し、かつ極力早歩きを意識してお茶を濁している。

サラリーマンの現役時代に何度かフィットネスクラブに入会しては退会し、また再入会するを繰り返した。サラリーマンを自主的に卒業（早期退職）後はフィットネスに行くことはなかったが、現在の住まいから徒歩2分の場所に（走れば１分）24時間フィットネスがある。

土足でジムに入れて、24時間いつでも行けるので入会してみたものの、サボり癖はなかなか抜けず、現状はサボりっぱなしである。しかし自分の身体の緊急課題として、短時間でも良いのでせめて筋トレだけでも続けたいものである。

この歳になると、頭も役立たず、目も役立たず、力仕事も役立たずだが、最低限の筋力だけは保ち続けなければと感じる。
10年以上前に玉突きの交通事故に巻き込まれて半身不随で寝たきりになったとき、筋肉が音を立てるように落ちて行く感じを知っているので、何とか短時間でも良いので筋力トレーニングを継続させたいと思うこの頃である。
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【記】やく・たたず（屋久 佇（竚））