見出し画像

遺言執行者と遺産相続トラブル

とんでもない話を聞いた。
その人の親が亡くなったが、ちゃんと公正証書遺言があり、遺言執行者は弁護士が選ばれていた。

しかし、遺産分割で姉妹内でトラブルになり、一人対その他で姉妹内で紛争が起きてしまったので、その他の姉妹が申立人となり遺産分割の調停を申し立てた。

相手方が代理人をつけたのは良いのだが、困ったことに相手方がつけた代理人が親の遺言の遺言執行者たる弁護士なのだ。これは利益相反となる事態と思えるが、その弁護士は遺言執行者を辞退せずに相手方の代理人に就いてしまったのだという。

当然のこと話は全く進まず、相手方の有利なことしか代理人は言わないのだから、調停は空回りを続けているという。こんなことが現実問題としてあるのだろうか?と話を聞いていて耳を疑ってしまった。

下手をすればその代理人は、利益相反行為をしたという理由で弁護士を懲戒になりかねない事態である。
馬鹿なのか何かは分からないが、令和の世の中どうもおかしい。弁護士というだけでは人間が信じられない。
#note   #エッセイ   #高齢者   #フリーター   #役立たず
【記】やく・たたず(屋久 佇(竚))

いいなと思ったら応援しよう!