【トレード手法】退場しない、コツコツ勝てる レジサポトレード手法【初心者向け】
手法説明
この手法は、レジサポラインが反転するもの、としてトレードをします。損切り設定もしやすいため、退場する確率をぐっと下げることができます。
さらに、次のような利点もあります:
トレードのタイミングを見極めやすい:レジサポラインが価格反転の重要なシグナルとなるため、エントリーやエクジットのタイミングを見極めやすくなります。
リスク管理が容易:予定通りに市場が動かなかった場合でも、損切りラインを設定することでリスクを抑えることが可能です。
勝率向上の可能性:レジサポラインを利用することで、ランダムにエントリーするよりも有利な位置でトレードを行うことができ、結果的に勝率を向上させる可能性があります。
これらの利点を理解した上で、具体的なトレードのルールについて見ていきましょう。
トレードは上がるか、下がるかの2択です。
レジサポラインは反転する可能性が高いラインです。
反転する可能性が高い=上がるか、下がるか予想できます。(もちろん外れることもあります)
レジサポラインの先に、損切りラインを設定することで、予想が外れたとしても軽傷ですみます。
上がるか、下がるかの50%の確率から、反転しやすいポイントでトレードするルールを決めることで、
勝率を50%以上にあげることができます。
レジサポラインとは?
ここで、レジサポラインとは何か、その重要性について説明します。
レジサポラインは、価格が何度も反発し、突破できないライン(レジスタンスライン)と、下に落ちてきた価格が支えられ、下に突破できないライン(サポートライン)のことを指します。
これらのラインを認識することで、価格がこれ以上上昇したり下落したりしない可能性のあるレベルを把握でき、トレードのエントリーポイントやエグジットポイントを決定する際の参考になります。
ルール
資金管理を必ず行う:投資に使える余剰資金を1回で投入せず、100回に分けたら100回分の経験、トレードした回数だけ成長できる。
損切りを必ず設定する:損切り位置をずらさない。ずらしたくなったら一度決済して再度考え直す。
利確は正義
不安になったら決済する(資金管理を行い、損切り設定していたら本当に軽傷で終わります)
レバレッジを高く設定しない:1~20倍までがおススメ。※慣れたらハイレバにチャレンジしても手法的には問題ありません。
準備
時間足の決定:自分がトレードする時間足を決める(日足、1時間足、15分足、5分足など)
トレードに使用する資金を決定する。(自己資金の100分の1など、資金管理は最重要事項)
トレードする時間帯に重要指標の発表がないことを確認する(レジサポライン関係なく大きく相場が動く可能性があるため、指標は避ける)
トレードについて
①レジサポラインの検討1:最高値、最安値に水平線を引く
②レジサポラインの検討2:2番目の高値と、2番目の安値に水平線を引く
※3番目の高値と、3番目の安値も同様に水平線を引いても良い
③トレードポイントの決定:①と②で引いた線がレジスタンスライン、サポートラインになっているか確認し、反発する可能性が高いと思ったらトレードポイント決定とする
ポイント:過去のチャートを見て、(だいたい)同じラインで反発しているかを確認する。反発している回数が多いほど反発する可能性が高い
④損切りラインの決定:損切りラインを決める(トレードポイントの少し先に損切りラインを決める)
ポイント:若干ゆとりをもって損切りラインを設定する。(100ドルがトレードポイントだったら、105ドルを損切りラインにするなど)
⑤③で決めたトレードポイントに指値を設定する:その際④で決めた損切りラインを設定する。
⑥利確ポイントの決定:利確ポイントを決める。例)トレードポイントからスタートした場合の、最初のレジスタンスラインなど。
ポイント:トレードの手数料を考慮して、ちゃんと利益がでるかを確認する。トレードポイントと利確ポイントが近すぎる=利益がでません。手数料差し引いてマイナスなら負けです。
以上で、私のトレード手法とそのルールをお伝えしました。
しかし、これらの理論やルールが実際のトレード状況でどのように機能するのかを見てみましょう。
トレード事例
次に、ビットコインの1時間足チャートを使って実際のトレードの例を挙げて説明します。2023年時点のビットコインのチャートでレジサポライン(価格が何度も反発しやすい支持(サポート)または抵抗(レジスタンス)のライン)が形成される可能性があるポイントを探します。ここでは、指示に従い、最高値と最安値に赤い水平線を、その次の高値と安値に黄色の水平線を引いてみましょう。
赤い線(最高値と最安値)の詳細は以下の通りです:
最高値に引いた赤い線は約27,400ドルの価格帯にあり、これがレジスタンスラインとして機能しました(4回の反発が記録されています)。
最安値に引いた赤い線は約24,800ドルの価格帯にあり、これがサポートラインとして機能しました(3回の反発が記録されています)。
次に、黄色い線(2番目の高値と安値)の詳細です:
上の黄色い線は約26,800ドルの価格帯にあり、複数回にわたるレジサポの反発が記録されています。
下の黄色い線は約25,400ドルの価格帯にあり、ここでも5回の反発が記録されています(一部突破も記録)。
各ラインの位置はおおよそのもので、これは市場の心理が整数や切り良い数字付近に集まりやすいからです。また、特に重要なことは、そのラインが何度も反発した実績がある点です。一度最安値がつけられ、再度その価格で反発した場合、それはサポートラインとして機能していることを示します。そして、3度目にもそのラインで価格が防衛された場合、価格が大きく反発する可能性が高まります。
下の黄色いラインに短時間で3回(白丸)サポートされ、大きく反発。赤いラインで直近高値を超えられず反発(オレンジライン)
まとめ
本記事では、初心者向けのレジサポトレード手法について解説しました。以下にその主要なポイントをまとめます:
レジサポトレードの利点:レジサポトレードは、価格反転のシグナルとなるレジスタンスラインとサポートラインを利用します。これにより、トレードのエントリーとエグジットのタイミングを見極めやすくなります。また、予想通りに市場が動かない場合でも、損切りラインを設定することでリスクを管理しやすくなります。
トレードルールの重要性:資金管理、損切りラインの設定、利確、不安になったら決済するなどのルールが重要です。これらを守ることで、リスクを適切に管理し、資産の保全を図ることができます。
トレードの準備:トレードの時間足を決定し、トレードに使用する資金を設定するなどの準備が必要です。また、トレードする時間帯に重要な指標の発表がないことを確認することも重要です。
トレードの手順:レジサポラインを設定し、トレードポイントと損切りラインを決定します。そして、利確ポイントを決め、トレードポイントに指値を設定します。
トレード事例:具体的なビットコインのトレード例を通じて、レジサポトレードの手法がどのように機能するかを理解しました。
最後に、トレードは一定のリスクを伴います。自身のリスク許容度と財務状況を考慮に入れ、専門家の助言を得ながら投資決定を行うことが重要です。
以上の点を理解し、実践することで、退場しない、コツコツと勝てるレジサポトレードが可能となるでしょう。これが「レジサポトレード手法」の全体像です。