資本主義に問題があると見るのでなく、近代パラダイムの下では、ドーピング選手の参加を大会運営が阻止できてない的事態としてしか、市場は現れ得ないと解しましょう

2019-6-006　共産主義だけでなく、資本主義も人の手には負えないのでは的スレ（大艦巨砲主義さん）に投稿した内容

括弧による補足なしバージョン

場の本質を損なわないように形式や帰結を組み上げる責任が場の管理者にはあり、
管理者の権利も被管理者の権利も、根拠をその責任に求められるものに限るべき。
体制の形式も、この理解を背景に評価し修正もする時代へと変えましょう。

市場は、個々事情を場の性質に直接反映させるシステムなだけであり、
内在不問外在軽視な自由観の下で個人が自由の身となり理念化されてる近代以降の世界では、
ドーピング選手がレースに参加するのを、
管理者が許してしまってる的事態としてしか、市場や民主制は現れ得ないだけです。
つまり、資本主義に問題があるというより、先の理解とは無縁な時代に問題があると捉えるべきと思います。

思うに、場の本質にしか応じさせない事が自由や平等であると解せば、
既存解釈を前提とする主張に付き合わずに済む上、先の理解とも整合可能です。
そこで、移行に道を開くべく、自由や平等の既存解釈に対し、以下の理解を付帯させましょう。

有限性下での通用領域最大化とは言えない。
自由の形骸化阻止には、内在や外在の代替不可能な固有性のみ引き受ける有り様が必要。
平等の形骸化阻止には、その場その場の本質に即した扱いへの支持、
特に、先の組み上げの基盤となる、場の本質と次元設定との合致配慮が必要。

以下、補足ありバージョン

場の本質を損なわないように形式や帰結を組み上げる責任が、
場の管理者にはあり、

管理者の権利も被管理者の権利も、
根拠をその責任に求める事ができるものに限るべき。

体制の形式も、
この理解を背景に評価し、修正もする時代へと変えましょう。

市場は、
個々事情を場の性質（需給事情）に直接反映させるシステムなだけであり、

内在不問外在軽視な自由観（内と外に上下を見るパラダイム）の下で、

個人が自由の身となり、理念化されてる
（フェア主体もアンフェア主体も基本、保障される）
近代以降の世界では、

ドーピング選手がレースに参加する
（求められてる差異が取り出せない、場の本質が損なわれてる）のを、

管理者が許してしまってる的事態としてしか、

市場や民主制は現れ得ないだけです。

つまり、資本主義に問題があるというより、

先の理解とは無縁な時代に問題があると捉えるべきと思います。

思うに、
場（内面世界も、無数にある局面も含む）の、
本質（代替可能要素を最大限捨象した固有性）にしか応じさせない事が、

自由や平等であると解せば、

既存解釈を前提とする主張に付き合わずに済む上に、
先の理解とも整合可能です。

そこで、移行に道を開くべく、
自由や平等の既存解釈に対し、以下の理解を付帯させましょう。

有限性（内外境界の存在）下での通用領域（確からしさ）最大化とは言えない、
という意味で形骸。

自由の形骸化を阻止するには、

内在や外在の性質について、
それらの代替不可能な固有性のみを引き受ける有り様

（抽象化と具体化条件割り出しの最大限追究（理解力の実質）による、
内外構造に対するいらぬ飛躍の除去）

が必要。

平等の形骸化を阻止する（反動的言動の根拠にされるのを防ぐ）には、

その場その場の本質に即した扱い（損得や役回り等の割り振り）への支持（フェア）、

特に、
先の組み上げ（生きる力などより上位の教育理念とすべき）の基盤となる、
場の本質と次元設定（着目無視）との合致配慮（場を越境しない配慮含む）

が必要。