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DTMソフトのいろいろな活用について

DTMで音楽製作を行う際には、まだまだ自分自身が未熟な事もあり「さあ、取り組むぞ!」ってな感じで気合いを入れていくような、まだどことなく敷居の高さを感じてしまう部分があります。つまりは使いこなせていないという事なのでしょうが、もう少しお気楽に使えるようになれば…。
そんな中で最近、自分なりの使い方を覚えてきましたのでご紹介出来ればと思います。
(何も特別な目新しい事ではない旨、はじめにお断りしておきますm(_ _)m )

その1 伴奏スタイルのメモがわりとして

オリジナル曲の制作にしても、カバー曲のアレンジ制作にしても、自分の場合はピアノによる弾き語りのスタイルから始まります。

バンドサウンドとして、初めから色々な音が自分の中で鳴っている(イメージできている)わけではないので、まずは曲を構成しているコード(和音)をシンプルにDTMのソフト上に入力していきます。(ピアノによる伴奏で言えば、左手でコードのルート音、右手でコードの構成音を押さえる感じです。)

そうして曲全体のコード進行の確認(時には代理コード等を用いてコードを変えてみたりもします。)や、そこから生まれる楽曲のイメージ等を膨らませた上で、コード弾きによる伴奏スタイルのイメージを固めていく作業に移ります。
単純に4つ打ち(四分音符ごとにジャン、ジャン、ジャン、ジャンとコードの和音を鳴らす)なのか、あるいはアルペシオ調に弾くのかなど、MIDIキーボードによるリアルタイム入力により、フレーズごとにいろんな伴奏のパターンを弾いて記録しておき、後から自分のお気に入りとなる弾き方を決めていきます。
ちなみにリアルタイム入力で生じたタイミングのずれや音の強弱(ベロシティ値)などについては、後からソフト上で修正することが出来ます。
まずは片っ端から思いついた伴奏のフレーズを入力して、メモがわりに記録しておく感じです。

DTMソフトを使用する前は、どのようにコード弾きを行うかを色々と試しながら譜面に書いていましたが、演奏したフレーズを譜面に書き込むだけで四苦八苦してしまい、どのように弾いていたのかを忘れてしまう事もしばしばでした。
DTMのソフトを使用するようになってからは、覚書のメモのように何通りも弾き方を試すことができるようになり、録り貯めておいたものを後で確認出来るなど、便利な世の中になったものだとつくづく感心しています。

ちなみにお気に入りの伴奏スタイルが決まれば、伴奏に合わせて仮歌の録音をします。そうすることで、伴奏の音と歌のメロディーラインが上手くシンクロ出来ているかどうかを確認することが出来ます。
たまに半音同士でぶつかっていたり、歌とのバランス感が悪かったりなど気付くことも多々あります(汗!)
この辺りのことについては、以前にも次の記事にてご紹介させて頂きました。


その2 カラオケの代わりに

例えば音楽CDなどを購入すると、歌の入っていない楽曲がインストバージョンとして記録されている事がありますね。
また最近では「歌ってみた」などの歌物の投稿が増えており、そこで使用される音源データ等がいろいろと出回っているようですね。
こうした音源データをオーディオデータとしてDTMのソフト上に貼り付け、自分の声に合ったキーに変更・調整していきます。
私の場合、DTM用のソフトとしてLogic Pro X(テン)を使用していますが、曲のキー変更については次のブログ記事を参考にさせて頂きました。

自分で試してみたいと思われる幾つかのキーのパターンを保存しておき、歌を吹き込んで録音しておくことで、どのキーが自分に合っているのか、あるいはキーの違いによって自分の歌い方がどのように変わっていくのか等について、ある程度客観的に探ることができます。
ちなみに、後日にネット上などで公開する場合には、使用する音源データについては利用許諾されたものに限られることを申し添えておきます。

あとがき

今回取り上げた使用法以外にも、いろいろ試してみたいと思いますが、曲を作るんだと意気込んでDTMのソフトを使用するだけでなく、自分の中でちょっとしたことに使える幅が広がればと思います。
慣れていくことが、使いこなせていくことへの近道になれば…。

今回もお付き合い頂き、誠に有難うございました。

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