人が人を呼ぶ”ザキオカスクールinネッカイ”
溜めてしまったnote。
溜めてしまった体験のアウトプット。
味わった体験を熟成するまで、なんて待っていたら腐って終わる。
溜めたことは自分が一番知っているので、半端でも出してこー。
2024年10月25日〜27日までの2泊3日。
熱海市で行われたザキオカスクールinネッカイに参加してきた。
岩手県紫波町のオガールで知られる岡崎正信さんが主催する、謎の社会人ぽいスクール。(学生も参加できるので社会人に限定されたものではない)
今年は紫波町の他、沖縄、熱海で開催された。沖縄には行けなかったけれど、熱海には参加できた!
この熱海編は私の大切なコーチである小林めぐみさんが企画。
ザキオカスクールの詳細は岡崎さん、小林めぐみさんをはじめ、幾つものnoteで発信されている方がいるので、ぜひそちらをお読みいただきたい!!
何をしてきたのか。
熱海というまちに飛び込み、五感をフルに使って散策し、熱海のまちの人々や全国から集ったスクール受講生と会話する。
そして、熱海での体験を踏まえ、また来たくなるプランを作りプレゼンする。
そんなことをしてきました。
生まれて初めてドミトリー形式の宿に2泊。
ゲストハウス"maruya"
https://guesthouse-maruya.jp
合宿している気分。
スタッフの方々の距離感が心地よい。
私はこの宿をベースに熱海を過ごしてきた。
スクールの参加者はグループ分けされ、グループ単位でまちを散策し提案プランを考え最終日にプレゼンする。
どんなプランだったらまた来たいと思えるのか?
リピートしたいと思える熱海、どんなところなのか?
など、考えつつも、グループのメンバーがあまりに個性的で、面白くて、その人との関わり自体に価値があるスクールだと思う。
スタメンのように毎回参加する方もいれば、初めて参加される方もいる。
自己紹介的に日頃どんな活動をしているのかという趣旨で質問することはあるけれど、どんな役職だとか、どんな会社にいるのだとか「肩書」を聞きたくて質問する人はいないと思う。
肩書は付属物。
本体ではない。
コミュニケートしたいのは、その人そのもの。
ザキオカスクールに集う参加者がオープンマインドで話しやすいと感じるのは、「あなたと話したい」という意志を持っているからかもしれない。
もちろん、どんな仕事をしているのか?仕事自体に興味があって質問することはあるけれども、その仕事をしている「あなた自身」と話をしたいんだ。
そうした気持ちでいる人が集うスクールだと思っている。
初日は仕事の都合上遅れての参加。
2日目の朝、熱海の海岸でヨガ。砂浜の上でのヨガ。頭が解放される感じ。
海の匂いを感じながら、凝り固まった体をほぐす。
朝ごはんをいただき、岡崎さんのレクチャーを受け、その後まちに繰り出す。
鰹節やさん、海、昼ごはん、間欠泉を見つつ、来宮神社参拝、網代で酵素風呂に入り脱力。キンメ列車に乗り、宿に戻って静岡県立大学の大久保先生から熱海の歴史の講義を受ける。
かつて社員慰安旅行や保養所で栄えた熱海の温泉街が危機的状況になりつつもV字回復した背景。どのようなお客様に来て欲しいのかを絞ったプロモーションの展開。
講義を受けつつ、自分の住んでいるまちの観光プロモーションの現状を思い浮かべつつ、懇親会。
3日目。プレゼンのプランをまとめる。グループのメンバーとは体験しつつ話しているから、なんとなく物語ができていたので、それをまとめてグループ発表。
その後、お別れの懇親会。それぞれのタイミングで、みんな全国に帰っていく。
2泊3日しか一緒にいないし、初めて会った人もいるのに、すでに親戚みたいな気分になっている。
この人間関係が面白いといつも思う。
2022年2月に初めて参加したザキオカスクール。
終わって家に帰ると、ぽっかりと心に穴が空いた気分になる。
それだけ濃密。
日常から離れ、いつも行かない場所に行き、普段会わない人に会い、いつもとは異なる時間の使い方をする。
さらに言えば、そこで会う人がどんな人なのかも重要だと思う。
岡崎さんがその求心力、要となってザキオカスクールに集まる人たちは自分の人生や仕事に真摯に向き合っている人。
そうした人に会うことで、楽しみつつも、自分の褌を締め直す。
日常に埋没せず、自分や自分が住んでいる場所を離れてみる機会、そして普段会えない(会わない)人と会う機会を意識的に作る。その手段として私はザキオカスクールに通い続ける。
次は2月、総本山である紫波町。
それまでに体と心と頭を鍛えていこう。