Macbook のバッテリー切れで電源が入らないときの対処法
先日、突然 Macbook の電源が入らなくなってしまいました。電源ボタンを押してもウンとも言わず、何度か押すとバッテリー切れを表すマークが数秒表示される状態です。これはバッテリー切れかな?と思いましたが、電源ケーブルはつないであるまま。バッテリーがヘタってきたのか?純正ケーブルをつないでいないことが原因かな?とか思いながら、しばらく純正ケーブルを使って充電してみることに。
電源が入らなくなったのが夕方だったため、純正ケーブルをさして翌朝まで待ってみましたが、状況は変わらず、電源が入らないまま。昨晩 iPad のみで仕事をすることも覚悟したのですが、それにしても Macbook が使えないと生産性が下がります。特に G Suite 関連は致命的。
ということで、Apple のサポートに電話予約をしてみました。朝9時に予約をしたのですが9時15分、30分と15分おきに予約ができます。予約しておくと設定した時間に Apple 側から予約時に登録した電話番号にかかってくるという仕組みで、とても便利です。
サポートのお兄さんに丁寧な対応を受けながら、機種名やOSのバージョン、純正ケーブルを使っているか、バックアップの有無などを回答していきます。最悪基盤交換などがあったとき、やはりタイムマシーンを使っているかどうかが大きいみたいなので、タイムマシーンは日頃から使っておきたいところですね。
結論から言うと、電源をコントロールするしくみがソフトウェア的に Macbook に備わっているようで、その設定が充電の妨げになっているとのこと。設定をリセットすることで無事に充電できるようになりました。
設定をリセットする方法は、
option + shift + control を押しながら、同時に電源ボタンを10秒間押す
というものです。
10秒たった後、すべてのキーを離しても電源が供給されていないので何も起こっていないように見えますが、その後はきちんと充電されるようになりますので、純正の充電ケーブルをさした状態で10分ほど待ってから電源を入れる必要があります。
今回サポートを受けてみて、故障だと思ったけどソフトウェア的にいろいろと対処法があるんだってことと、電源供給の制御までソフトウェアでやっているという Apple の製品クオリティの高さに改めて感動しました。
こういうところ、やっぱり Apple ですね。