【読書アウトプット】時間を有効に使う
今回は、実践! タイムマネジメント研修: より少ない時間で、より高い成果を出すために 実践シリーズ という本のアウトプットをしようと思います。
Prime会員なら無料で読むことができます。(2020年8月時点でprime reading対象)
思考を言語化する
考えが頭の中ではまとまっているのに言葉にできない... ということはあると思います。
しかし、この本では、そういった状態では実は分かっていないのだと述べられています。きちんと言語化する(書く、話す)ことで自分がちゃんと分かっているのかを確かめることが重要です。
クラスタリング
隙間時間を活用するということはよく言われています。しかし、仕事の現場ではうまく活用されていないことが多いそうです。「30分後に会議があるので何をしても中途半端になってしまう」などと言い訳をして結局時間を無駄にしてしまうことも多いもの。
しかし、人間の脳は作業開始からしばらくは能力が上昇しますが、一定時間後からは下がって一定になるので、隙間時間を活用した方が効率よく作業ができるのです。(ひとまとまりでしないといけない作業を除く。)
逆に、たくさんの時間があっても、「まだ大丈夫」などと考えてしまいダラダラ作業することになりやすいので注意が必要です。
また、本書の例では、13時までの昼休みの後に時間をあけて13時半からミーティングなどの予定を設定すると時間を余らせてしまうので、そのような時間を作らないように指摘しています。
過剰品質をなくす
上司などから曖昧な指示が飛んできた場合に勝手な思い込みで不必要な部分に時間をかけてしまうことがあります。
例として、プレゼン資料を作れと言われた際に、上司としては数値を表にまとめれば十分なのにもかかわらず、数値から得られた分析を細かく記載するなどといった食い違いがあります。
このようなことにならないように、「OOにもいろいろあるけど」を当てはめて具体的にどのようなものが求められているのかを確認し、具体例をまとめて必要なものの範囲を適切に設定することが重要です。
目的を考える
トップダウン的に指示が来ている場合、本来の目的がわからなくなることがあります。
本書の例を出すと、
1. 利益率の低下を挽回するために新たな商品を開発する必要がある
2. 商品の開発のために顧客アンケート調査を実施する
3. アンケートの対象になる顧客リストを作成する(与えられた指示)
このような場合に、1の目的がわかっていれば利益率の高い高価格帯商品の購入者のリストを作成しますが、3しか分かっていないととりあえず全員のリストを作成してしまいます(過剰品質)。
このように目的を見失うと無駄な仕事をしてしまうことが多々あるので目的を遡って確認していくように本書では述べられています。
本書を読んだ感想
クラスタリングについては、日常生活で意識すると生産性が大幅に上がりそうだなと思いました。ついつい無駄にしてしまう時間があるので、この本を読み返して意識していきたいと思います。
過剰品質は、バイトでやらかした経験があります。確認ができていなかったために余計なことまでしてしまい、結果的に時間を無駄にしてしまいました。分からないことは独自で解釈しようとせず、確認していきます。
同じように、目的も自分で考えるだけではなく、上司など指示をした人にきちんと確認をしていくとより良い仕事ができるのかなと思いました。
これからも読書記録としてnoteに出していこうと思いますので、よろしくお願いします。